中国のタクシーは日本とひと味違います。
助手席の頭を乗せる部分にこんな液晶画面が付いています。
これ、後ろの座席に座ると広告や占いなど、
色々なメディアが流れるアイテム。
定期的に広告の内容は変わり、
売れ筋、上海の流行りなどが一目で分かって便利。
最近人気のワインの無料テイスティングのお誘い、
海外挙式の案内、結婚式のレストラン、
一周年記念のレストラン告知、映画「灰姑娘(Huī gū niang)シンデレラ」の告知
と、一定の間隔で広告内容がスライドされ、画面をタッチすると、
更に詳細な内容を確認できます。
今回乗車したタクシーは未対応でしたが、
最近はUSB付きのモデルもあり、
充電して下さい!と親切に告知までしてくれます。
情報を抜き取られないか少々心配ではありますが。
中国は日本では見かけないサービスも何かと豊富。
このサービスを展開している企業は、「触动传媒(chù dòng chuán méi)」
触动(chù dòng)には、触るの意味があり、
传媒(chuán méi)には、媒体、メディアの意味が。
日本語に訳せばタッチメディア社、という所でしょう。
また新聞やテレビなどのメディアを表現する場合は、
「媒体(méi tǐ)」を用います。
上海でタクシーに乗った際は、どんな広告があるか、
画面をタッチして色々試してみるのも面白いですよ。
今日の振り返り!中国語発声
媒体 (méi tǐ) メディア