上海の冬は風が吹いて底冷えする寒さ。
海も近いこともあり湿度も高いので、
更に体に堪えます。
う~考えただけでも、ブルンブルン身震いが。
冬になると店先でよく見る品があります。
それはこんな透明のカーテン。
基本的にレストランやスーパーなどの、出入口はオープン状態。
そうなると外気が入り込んで、冬の風が室内に入り込みます。
そんな風を塞ぐのに持ってこいの品が、
この透明なビニール製のカーテン。
日本では街のあちこちで見かける事が少ない、
この透明のカーテンは中国ではメジャーな存在。
冬だけではなくクーラーを使い始める夏にも登場。
ここまで使うと素朴な疑問を抱く方も。
ドアを開け閉めすればいいだけでは?と。
その1。開けたドアをワザワザ閉める人が少ない。
その2。元々のドアが開け閉めが多いと、
金具がすぐに壊れる。ので、開けている。
この性格的な事と、製品クオリティの兼ね合いがあって、
透明カーテンの出番となります。
根本を改善せず対策を取る、これも中国らしい一面です。
ちなみにこの製品の名前。
挡风门帘(dǎng fēng mén lián)風よけカーテン、
と呼ばれています。
「挡(dǎng)」には「遮る、ふせぐ」の意味があり、
「风(fēng)風」を伴うことで、「風よけ」となります。
今日の振り返り!中国語発声
挡风 (dǎng fēng) 風をふさぐ