自己防衛の意識が高い中国。裏を返せば日本とは違い、犯罪に巻き込まれるリスクが高い、ということかも知れません。
前回の学校への送迎も、誘拐事件に巻き込まれる事を考えると、必要なことなんですね。
よく中国で見受けられる、防犯に対する意識をご紹介。マンションやアパートには、こんな防犯セットが設置しているのが一般的。
まずは低階層の建物には、壁伝いの侵入を防ぐべく、建物の角の部分に放射状に伸ばした、先の尖った鉄製の防犯グッズを設置。
次に窓から部屋への侵入を防ぐべく、自宅の窓に鉄格子。これで侵入はシャットアウト。
そして壁には有刺鉄線。ではなく、割れて鋭利に尖ったガラスを刺して、壁へのよじ登りを防止。
この壁登り防止のガラス壁。コストも安いこともあって、多くの場所で用いられる、お手軽防犯グッズ。中々考えたもんです。
なんだか監獄的な防犯している建物にも見えなくないですが、一般的な自宅に用いられる防犯グッズです。この辺を見ると治安に対する考え、というのが、歴史的背景なのか自然と中国人は高いように思われます。
壁を表現する中国語、墙(qiáng)日本語の漢字とは違うのでご注意。
IT用語にあるファイアーウォール。中国語では防火墙(fáng huǒ qiáng)と呼ばれれます。
坊さんが壁を飛び越えても食べたい料理。と比喩される高級食材を使った蒸しスープの名前は、佛跳墙(fó tiào qiáng)
今日の振り返り!中国語発声
墙 (qiáng) 壁