しこたま飲んで中国語で交流をした翌日。質の良い白酒だったのとワイワイ賑やかな宴会だったお陰で、翌朝はまったく二日酔い無くお目覚め。

最後の方は意識もうろうでしたが。。。

ベットをノロリ抜けだして、相席の東北人を見るとまだ高いびきでスヤスヤ寝ています。折角の田舎の朝。空気もいいので、散歩がてら朝食を取りに出かけました。

今回泊まった民宿周辺も同じように、民宿とレストランを併設していて、小店として水やらちょっとした日用品を扱っています。

収入源は旅行客任せという感じ。宿泊した民宿の食事は美味かったのですが、折角なので違うレストランで朝食を探す事に。

数分歩いた所に、水餃子の看板。店先に座っていたお母さんに、「可以吃早饭吗?(kě yǐ chī zǎo fàn ma)」と質問。お母さん、ニコニコと「可以可以(kě yǐ kě yǐ)」と手招きしてご招待。

朝ということもあり、お肉控えめの具材にしようと、山菜水餃子の文字を見つけ注文。

一斤(yī jīn)五百グラムで35元。値段はさすがに民宿価格。安いとは言えない値段。値段よりも朝から500グラムの餃子はチョット。。。。

考えていると女将さんが「半斤からいいわよ!」と声をかけてくれました。半斤(bàn jīn)は一斤(yī jīn)の半分、250グラム。まーそれならばと注文です。

待つこと、15分。やってきました水餃子。が、その量はこんな感じ。軽めのつもりが朝からガッツリでてきます。
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中国東北地方あるあるですが、とにかく量が多い。上海の東北料理店はコストを考慮してなのでしょうが、料理の量を抑えています。

本場で注文すると一人一品食べるのが限界。水餃子、20個以上数があります。

お酢を付けて食べようとすると、「はいよ」と女将さんが何かを持ってきます。出ました、生にんにく。
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東北では生のニンニクの皮を剥いで、カリッっと生で食べながら食事をすることも。

イヤイヤ、さすがに朝イチから生のにんにくは。。。。まだ中国ナイズされていないですね。

お酢を付けて食す水餃子。パクリッと一口。山菜水餃子といえども、豚ひき肉が練りこまれて、噛むと口いっぱいに肉汁が溢れ出します。
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上海で食べる水餃子と何か違います。上海の水餃子も美味いには美味いのですが、東北で食べると更に味が違うんですね。

今回もやっぱり違うと再確認。そこで感じたのは水と小麦粉。

今回は景勝地で水も豊富な場所だったこともあり、茹でや小麦粉に練りこまれた水が良かったのかも知れません。

小麦粉の皮も上海で食べるよりもモッチリとして、弾力があり、プニプニ。赤ん坊のホッペタのよう。

以前数字表現コラムにも紹介しましたが、今回注文時に用いた水餃子の注文数量の単位は、一斤(yī jīn)半斤(bàn jīn)でしたが、上海で注文する場合は「斤」より更に少ない単位、一两(yì liǎng)の注文が主流。

これは50グラムの意味で、店にもよりますが、最低注文数量が二两か三两、100グラムか150グラムからの注文です。

ちなみに折角中国に来たらで餃子を食べたい!と思った場合、餃子はどの店でもある訳ではありません。

上海などの華東地区は餃子よりもワンタン文化。上海で水餃子を気軽に食べたいという場合は、東北料理店を探されて食べるのが一番です。

さて、お腹も一杯になった所で、北京に戻ります。

今日の振り返り!中国語発声

水饺 (shuǐ jiǎo) 水餃子