中国の野菜市場は、四季をガンガン感じられる身近な場所。今の季節の旬な食材といえばコレ。日本でもお馴染みの「そら豆」。
中国では日本のように茹でたり、日本では珍しい炒めものにと大活躍な食材。中国人はカナリお好きなようで、旬を過ぎた入手困難な季節になると、市場では冷凍そら豆が販売されます。香り、食感、味とも旬の生には及びませんが、それでも冷凍そら豆も大人気。
そんな人気食材「そら豆」。市場で売られている、そら豆名称は全て「日本大豆」。
5斤10元、2.5キロで10元。どど~~んと安い!けど、サヤも込みの重量なので、驚くほどの量ではないですね。粉糯(fěn nuò)とは、食物の食べた感覚が、柔らかく粘り気がある感触。モチっと、という感じでしょうか。
それにしても、何故にそら豆が「日本大豆」?ちょっと調べてみるとこのネーミングは、そら豆の一つの種類。日本吋蚕(rì běn cùn cán)と呼ばれる事もあるようです。
春の作物の一つで収穫まで120日程度。冷害、かんばつ、害虫病に対する抵抗力が強いとの評価。そら豆の中国の主な原産は、四川が最もおおく,続いて云南、湖南、湖北、江苏、浙江、青海などの省で栽培。
むくみや高血圧にも効果があると言われています。パクパク食べないと!ちなみに、中国には他にこんな、そら豆の種類があるようです。
崇礼蚕豆(Chóng lǐ cán dòu)
临蚕5号(Lín cán wǔ hào)
临蚕204(Lín cán èr líng sì)
临夏马牙(Lín xià mǎ yá)
临夏大蚕豆(Lín xià dà cán dòu)
青海3号(Qīng hǎi sān hào)
青海9号(Qīng hǎi jiǔ hào)
湟源马牙(huáng yuán mǎ yá)
品蚕D(pǐn cán D)
今日の振り返り!中国語発声
蚕豆 (cán dòu) そら豆