「ガラスの天井」という言葉を聞いたことありますか?海外の日系企業で聞こえる言葉です。

中国語も話せない、文化も知らない日本人が、三年から五年のスパンで日本からやってきて、中国人を管理する。

それで日本人管理者は口をそろえて言うんですね。「いずれは君たち中国人に仕事を任せるようにするのが、私達の仕事」
だって。

ただし殆どの日本人は、中国語も文化も理解すらせずに、知ろうとしないまま「中国人に任せる」前に帰任していきます。

そして新しい日本人がやってきて、「いずれ君たち中国人に任せるようにする・・・」と言って、また中国人の上で管理を始めます。

「ガラスの天井」とは、ある一定の管理職の立場になると、それ以上の管理職には、どうやっても中国人スタッフは昇級できない、という状況です。透き通っていて上に登れそうな状況だけど、実は透明な壁で仕切られて登れない例えです。

事実、顧客は中国人や中国企業なのに、「日本のやり方はこうだ!」と鼻息荒い日本人経営者。そんな日本人に対して、中国人は白い目でシラケています。

まずは、中国人を知りましょう。

今日の振り返り!中国語発声

玻璃 (bō li) ガラス