たかが100円、されど100円なのです。人を喜ばせるのは金額の価格だけでは無いんですね。中国人も大好きな「ダイソー」について中国人を惹きつけるダイソーのコスパの良さ、遊び心、日本製の安心感など中国事情についてご紹介したいと思います。
上海出張になるとダイソーへ買い物に出かける北京人
以前紹介した「焼酎好きの北京の友人の二人」が、仕事で上海に来ていたのですが、週末は時間が取れるからと一緒に昼食をすることに。
ランチ、つまり昼間っから、やはり焼酎を飲みながら、仕事の話などをして食事を頂いたのですが、一人の友人Aが「ランチのあと買い物へ行きたい」と話だし、「”da chuang”に行きたい」と言うのです。
「はて?”da chuang”って?」スマホで検索をしてもらってようやく分かった「da chuang」それは中国語で「大创(dà chuàng)」と呼ばれる日本企業「ダイソー」のこと。
中国人友人Aはダイソーに首ったけ。知らなかったのですが上海に進出している「ダイソー」は、北京にはまだ進出していないらしく、上海に来ると必ずダイソーで買い物をするのが楽しみなのだとか。
そこで困った友人B。買い物は面倒。焼酎も飲んでいい気分。友人Bと私は買い物へ行かずにコーヒーショップで時間つぶし。
二時間後、買い物を終えた友人Aは、DAISOの袋を抱えてカフェに合流したのですが、大きな袋を抱えて戻ってきました。
日用品をメインにアレコレ36種類ほど購入。日本では100円のダイソー製品、中国では10元(約170円)で販売。
中国人を惹きつけるダイソー製品の魅力とは
ダイソー製品の何がいいのかを訪ねてみたのですが、コスパの良さ、遊び心、日本製の安心感があるようで、基本的には「日本製」の文字が書かれた品を中心にセレクト。どうしても欲しい品は「中国製」でも購入。
購入した製品構成は日本らしい浮世絵や日本風のデザインの製品、キャラ弁で使える型抜き容器など調理雑貨を購入していました。
やっぱり日本製の絶対的な信用度の高さ!さすがです。調べてみると上海のダイソーは11店舗展開。中国人が日本の店舗を模写した「名創優品」という店舗もありますが、本家本元のダイソーが中国で徐々に営業展開。
価格は日本より高めであるものの、100円にアイデアを盛り込んだダイソー製品は中国でも愛されているのでした。
今日の振り返り!中国語発声
大创 (dà chuàng) ダイソー
十元均一 (shí yuán jūn yī) 10元均一