武漢でもやはりNOマネーの生活が充実しているようです。
6時間の高鉄移動を終えて到着した武漢。
簡単な食事を終えて直ぐ様、タクシーで目的地に移動をしたのですが、
到着して支払いを行う際に、相棒の中国人が「電子マネー」での支払いを確認。
運転手も当たり前のように応答したのですが、次の行動が中国らしい対応でした。
運転手がおもむろにサンバイザーを片手でクルリとめくった瞬間、
そこに現れたのは二種類のQRコード。
青い方は「AlipayのQR」もう一つの緑の方は「WeChatPayのQR」
相棒の中国人も当たり前のようにスマホでQRをスキャンして料金決済。
どこでも使える中国の電子マネー、本当に便利です。
仕組みとしてサンバイザーのQRには運転手が利用している、
AlipayとWeChatのIDを含めた情報が入っています。
乗客はQRをスキャンして自分のスマホで料金を入力して完了ボタンを押せば、
その瞬間に運転手のスマホに入金の連絡が入ります。
もちろん乗客側もAlipayかWeChatのソフトがインストールされ、
電子マネー決済が対応していることが前提条件です。
今回のタクシー運賃の支払いでも、何かと便利な電子マネー。
運転手としてのメリットは、
電子マネーを導入しておくと、お釣り用の小銭を大量に準備しておく必要が無い。
お釣り目当ての強盗にあっても渡す現金が少なくて済む。
現金の紛失などのリスクも無し。
乗客から偽札を受け取るリスクも無し。
現金よりも便利な事が多い電子マネー。日本はクレジットカード社会ですが、
中国はスマホをベースとした電子マネー社会が各省に広まり徐々に構築されつつあります。
MAGMAGニュースに「ここ2年、上海に起きた「進化」が日本を完全に周回遅れにしている」
という記事が取り上げられていましたが、
上海以外の内陸部の武漢でもシェア自転車や今回のタクシーのように、
日本を飛び越したITインフラ社会が広がっているのでした。
今日の振り返り!中国語発声
不带 (bú dài) 持たない
支付 (zhī fù) 支払い