子供な大泣きしながら叫んでいました。「爸爸去哪儿(bà ba qù nǎ r)パパ何処へ行くの??」
近くにお父さんが居なくなったら、泣いちゃいますよねー。
そんな子供が直ぐに叫んでしまうフレーズを元に作られた、中国大人気番組があります。「爸爸去哪儿(パパ何処へ行くの??)」湖南衛星テレビの毎週金曜夜22時より放送。
ネットでも番組を公開しています。このネットのアクセス回数がものすごいことに。なんと3億7千万!中国人の1/4は見ているお化け番組。
番組はコチラから。
番組名と同じ主題歌の「パパ何処へ行くの??」も現在、流行歌謡曲の第1位の大進撃。男性と子供が歌う、聴きやすい主題歌となっています。
主題歌はコチラから。
元々は韓国番組の版権を購入して、中国バージョンで放送しているのですが、有名芸能人の父親と子供が二人一組力を併せて、ゲームをクリアーして商品をゲットしていくという番組。商品といってもスイカなど、微笑ましいです。
中国人は子供が大好きですから、子供が困難に立ち向かって、泣いたり笑ったりする姿を、微笑ましく楽しんでいる、と思っていたのですが、、、、ちょっと考えが甘かったです。
中国人に話を聞くと、「それは楽しみ方の一つね。けど、中国人がもっと感心して番組を見ているのは、ゲームに出場している家族の本当の姿よ」という意味深な回答が。
聞くと”本当の姿”というのは、子供は両親に育てられた純真無垢な存在。そして参加している父親は歌手などの有名芸能人。
ゲームを挑戦する子供の態度を見て、芸能人の父親・家族が私生活、プライベートで、どんな教育方法の中で子育てをしているのかを、注目しているのだそうです。
子供の態度、言葉使い、行動。それらは全て子育てをしている両親の真の姿。
そんな両親の姿を子供は表現している、まさに鏡のような存在だ、ということのようです。
中国人も芸能人に興味津々。彼らの私生活を垣間見て、「幾ら有名でお金持ちでも、子供があんな態度だとねぇー」と、雑談に花を咲かせているのでした。