中国人の深夜の生態をご紹介です。
中国人、びっくりする時間まで飲んだりしています。
もちろん週末が多いのですが、平日でも何でこんな時間に?
と思ってしまう場合も。

上海に限ってですが若い人達はお酒を嗜む人は減っているように感じますが、
お酒の代わりにジュースを飲んでワイワイ友人と時間を過ごしているようです。

そんな中国人が深夜帯にどんな物を食べて過ごしているのか?
ご紹介したいと思います。

「饿了么」と呼ばれる「テイクアウト」アプリに、
「夜宵」と表示されているエリアが。「夜宵(yè xiāo)」とは「夜食」の意味。

タップしてどんな店舗が営業しているかと言うと、
「蛙星人」に「西域烧烤」、「鲁记烧烤」と、
何れも「烧烤(shāo kǎo)」と呼ばれる「炭火串焼き」店舗が多いです。

扱っている主な品は「羊串」がメインですが、
店舗によっては「牛肉串」や店舗名になっていた「蛙串」、
あとは「手羽先」などの鶏肉系に「豚串」、「野菜串」を扱っています。

羊肉を専門に扱う店舗になると「羊の各部位」を焼いた品も。
この「羊宝」とは男性の・・・。「宝」という漢字からご想像ください。

串焼きは一年中扱われる品ですが、夏になると大人気の夜食の品が。
それは「小龙虾(xiǎo lóng xiā)ザリガニ」

基本的に「ザリガニ」は店舗独自の各種スパイスを混ぜた油の中に、
活きのいいザリガニをサブンと投入。味がしっかり染み込むまで火を通して食します。

スパイスの中に唐辛子と山椒がたっぷり入っていて、
油も大量に使っているので手袋が必須です。

「ザリガニ」の味はエビに近い感じ。個人的には味がエビに近い上に、
殻を剥くのが面倒臭いので人に誘われた時にしか食しません。

「ザリガニ」はスパイス煮以外にも、塩ゆでタイプもありますが、
中国人に人気があるのはスパイス煮込みタイプ。
スパイスの香りと後を引く味(辛さを含め)に中国人は、も~夢中。

6月辺りからニュースでも「今年のザリガニは・・」と、
「ザリガニ」の出来具合を報道しています。

「ザリガニ」を取り扱っている店舗で、大抵もう一つ取り扱っている品が。
それは「虾蛄(xiā gū)シャコ」
写真に表示している「皮皮虾(pí pí xiā)」とは「シャコ」の通称です。

「シャコ」は油で素揚げした後に、
塩コショウと炒めた千切りした玉ねぎ等を混ぜ合わせて食します。

中国人、特に上海近郊では「串焼き」「ザリガニ」などの店舗が多いですが、
広東省などになると「お粥」専門店があり「お粥」を楽しみます。

注文するとグツグツとろとろになるまで煮込むのに30分以上かかるので、
その間に炒め料理などをツマミながら「お粥」が出来上がるのを待つ場合も。

浙江省舟山や温州の海に面した場所では、
普通に海鮮レストランが深夜帯までオープンしているので海鮮料理を楽しむ場合も。

地方地方で食べる食材や店舗の形態は違いますが、
何れにしても深夜まで友人知人とワイワイ楽しみ、
友人同士の絆を確認し合うのでした。

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今日の振り返り!中国語発声

夜宵 (yè xiāo) 夜食

小龙虾 (xiǎo lóng xiā) ザリガニ

虾蛄 (xiā gū) シャコ