ご利益があるかも知れません。南京を訪れた際はゼヒ訪問を。
前回の「黒臭豆腐」を販売していた店舗、
実は南京の「夫子庙(fū zǐ miào)」に隣接する「老街(lǎojiē)」と呼ばれる、
参拝までの道路で見つけた店舗でした。
中国では歴史的な観光地の近所には「ほにゃらら老街」と言う場所があり、
お土産物や物産、レストランなどが隣接しています。
日本語訳では「旧市街」等となっていますが、
浅草などの「仲見世」的な感じが近いかと思います。
そんな「旧市街」を越えて行くとお目当ての「夫子庙(fū zǐ miào)」が。
「庙」と言うのは「道教のお寺」や「廟」に当てはまるのですが、
「はて?夫子とは一体ナニ?」
実は「夫子」は「孔子」の別称の事。
「孔子」以外にも「先生」などの呼称となるのですが、
「孔子」イコール「夫子」と言う表現が中国人的には合致するようです。
廟に入るには受付でチケットを購入。お値段30元(2017年価格)
学業成就や成功祈願など、南京のパワースポット的な場所。
南京でまず訪問する観光地は?の質問の回答で多かったのは「夫子庙」でした。
中に入ると昔の服装にコスプレした子供たちが親御さんと歩いていたり、
催事もあっているようです。
廟の中心部には手を重ねた孔子像が出迎えてくれます。
その奥にある「大成殿」に一歩足を踏み入れると、
トンデモなく大きな孔子の掛け軸が私の目に飛び込んできました。
この巨大掛け軸、高さ6.5メートル、幅3.15メートル、
中国国内最大級の孔子の掛け軸のようです。
このエリアでは室内室外合わせて、
線香に火をともして祈願をしている中国人もチラホラ。
中国の線香、日本と比べて非常に大きいサイズとなっています。
境内は大きく分けて「大成殿」を中心とした願掛けを行うエリアと、
科挙制度に関係する展示物を公開しているエリアに分かれます。
歴史好きの方には堪らん場所なのでは無いでしょうか?
境内で見かけた、中国独自なスポットを明日、ご紹介したいと思います。
観光エリア:南京夫子庙
南京地下鉄3号線「夫子庙」を下車
徒歩三分程度
地図はココから
今日の振り返り!中国語発声
夫子庙 (fū zǐ miào) 孔子廟
孔子 (kǒng zǐ) 孔子