4月という日本の四季を感じられる季節に戻ってきたお陰で、
思いもかけないチャンスに巡り合うことができました。
それは日本のサクラを見ることができた事。

久しぶりに見ることができた日本のサクラ。
キレイで可憐で儚くて、日本らしい花だと実感することができました。

中国上海でもサクラの木が多くなり、サクラを楽しむ事ができますが、
そんな中、サクラを目当てに訪日する中国人が急増中。
中国で「日本の桜前線」を紹介しているサイトがあるほど。

何故、彼らは日本のサクラを楽しみたいのでしょうか?

一時期前までは「爆買い」という物的な欲求を満たす中国人について、
大きく取り上げられていましたが、物欲に満たされた彼らの一部は、
「中国で経験できない、日本だけの体験」を味わいたいという思いもあり、
実際に日本人が楽しんでいる事、日本人の生活や文化に触れたい、
そんな考えを持つ人が多くなってきています。

その一つがサクラの季節の「お花見」

中国の場合サクラの花を撮影する事はあっても、
日本のようにサクラの木の下でブルーシートを広げ、
食事を楽しみお酒を飲み宴会をするという風習はありません。

サクラ鑑賞だけでなく、実際に楽しんでいる日本人や、
日本人の文化を観て触れたいという気持ちを持っている中国人が意外といるのです。

日本のニュースでは反日、マナー問題などを取り上げますが、
「日本って素敵ね♪」と思っている中国人もいるんですよ。

そんな私も十数年ぶりのお花見。
サクラの木の下で食事をし、お酒を交わし、会話を弾ませる。

日本的な文化ですが、食べることが大好きな中国人。
もし自分自身が日本人のように花見をしながら食事ができる体験コースがあれば、
進んでお金を支払うのでは無いでしょうか。

花見=サクラの関係の場合、
「赏樱花(shǎng yīng huā)」や「观樱(guān yīng)」という表現となり、
一般的な花を見る、広義の表現は「看花(kàn huā)」という表現を使うことができます。

今日の振り返り!中国語音源

赏樱花 (shǎng yīng huā) 花見

观樱 (guān yīng) 花見

看花 (kàn huā) 花見