ようやく我が家も正月気分です。日本でも飾ってみてはどうでしょうか。
この記事を書いている今日は中国の旧暦上の大晦日、「除夕(chú xī)」にあたります。
正月になると多くの店が閉まってしまうので、
仕事終わり大晦日の前日の26日に慌てて食料品をお買い物。
買い物帰りに「中国の正月らしい店」があったので足を運んでみることに。
本来の店舗は文房具店なのですが、正月前は稼ぎ時。
この時期になると店中に、このような正月に因んだ品を販売。
自宅のドアに貼る「福」の文字をあしらった張り紙。
一般的に「福」の文字は180度ひっくり返した物を貼るという風に言われていますが、
倒した福の文字も販売されているものの、このように倒していない福もあるんですよ。
今年は酉年なので、鶏をモチーフにした張り紙が多く見られました。
店内に一歩足を踏み入れてみると、天井から吊るされた正月らしい飾りの数々。
中央の「福」の文字が書かれ、太い糸で作られた飾りは、
「中国結(アジアンノット)」と呼ばれる手法で作られています。
そして「春联(chūn lián)」と呼ばれる、門などに対に貼る紙も販売。
「春联」の下には、子供が待ちに待っている、
「压岁钱(yā suì qián)お年玉」を入れるお年玉袋も販売していました。
ココまででお分かりの通り、
基本的に赤と金の二色をベースに全て正月に関する品は作られています。
我が家向けの品としてセレクトしたのは、この「鸡玩偶(jī wán ǒu)鶏の人形」。
毎年干支をモチーフにした「人形」が販売されるので、
場所を取らない一番小さい品を購入して玄関先に飾るようにしています。
この人形も当然ですが、黄色と赤色の二色構成。
今年の鶏には「福」の文字付き。この程度の大きさで10元ほど。
我が家もようやく新年を迎えられそうです。
今日の振り返り!中国語の発音
玩偶 (wán ǒu) 人形
春联 (chūn lián) 縁起の良い対の張り紙