ここまで来るとチェーン店のように見えてしまいませんか?

中国でも大人気の「ユニクロ」
現在2017年の時点で中国展開の店舗数は514店。
「中国人のファッションを変えた」と言っても良いかも知れません。

中国で店舗展開の勢いが止まらない「ユニクロ」なのですが、
ユニクロを「お手本」にした、こんな店舗が「ユニクロ」のご近所にオープン。
人気が出ると必ずこんな店舗が生まれます。

P6163314

P6163315

P6163316

この「名創優品」という店舗、たびたび日本でも紹介される程、
「ユニクロのお手本」が高い店舗なのですが、取扱い製品は日用雑貨がメイン。

商品の価格構成は基本的に10元で統一。この辺はダイソー的要素です。
品揃えも豊富ですし、日本人が運営していないにも関わらず、
店舗や商品に日本語を散りばめて、「日本らしさ」を演出。
そんな戦略が功を奏して人気も高く、日用品を買い求める中国人で溢れています。

「名創優品」を見つけた別日にはこんな店舗を発見。
店構えは「名創優品」と同じですが表示される文字は韓国語。
店舗名は「熙美诚品(xī měi chéng pǐn)」
P1134413

韓国語以外は大体「名創優品」の店構えを全て「お手本」
取扱い製品も日用品、提供価格も10元と価格構成も全く同じ。
日本語と中国語で表示される「名創優品」に対して、
韓国語と中国語で表示される「熙美诚品」
P1174426

P1134415

以前、自転車ビジネスをご紹介しましたが、
真似をして客を奪い合い、最後は値段競争になり、お互いが潰れていく。
こんな一連の流れになる、ビジネスモデルを中国ではよく見かけます。

同様のビジネスモデルを仕掛けた「熙美诚品」ですが、
「优质生活(yōu zhì shēng huó)すぐれた品質生活」と書かれているように、
本当に高品質の品を提供して、来年の今頃でも生き残って欲しいものです。

今日の振り返り!中国語発声

优质 (yōu zhì) すぐれた品質

生活 (shēng huó) 生活