中国向きの食器道具かも知れません。私は気に入りました。

今回天津・北京の仕事の一つの楽しみは夕食だったのですが、
天津と北京に行くことを知った元同僚の中国人から連絡を受けて、
夕食を一緒に行なう事に。

指定を受けたレストランへ出向いたのですが、お洒落な広東料理店。
久しぶりの再会を喜び合い席に着いたのですが、
目の前に初めての食器道具を発見しました。
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見た目は至って普通の「箸」と思いませんか?
私も見た時はそう思ったのですが、「箸」が置かれた袋にヒミツが。

置かれた「箸」の先端は金属製で一般的な「箸」に比べると少し短め。
袋には「个人专属筷(gè rén zhuān shǔ kuài)個人専属箸」の文字。
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実はこの袋の中には木製の箸先が入っていて、金属部分にジョイント。
つまり箸先は使い捨て、持ち手部分は再利用。
ジョイントすると普通の箸の長さになって使うことができるのです。
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中国では環境の事を配慮してレストランなどでは、
率先してプラスチック製の箸の利用を促しています。

ただし「ちゃんと洗浄しているの?」という消費者の不安の声があり、
利用時にお茶や水で再度洗って使ったり、割り箸をお願いしたりしています。

この「箸先だけ使い捨て」を使えば、持ち手は再利用できますし、
箸先だけが使い捨てなので、普通の割り箸より経済的。

中国語で「箸」は「筷子(kuài zi)」と呼ばれ、
二本揃って使われるので量詞は「双(shuāng)」
一本の場合は「根(gēn)」などが使われます。

上海でも既に導入している店舗があるのかも知れませんが、
このような食器が広まると安心して食事が楽しめますね。
少し変わった箸のご紹介でした。

今日の振り返り!中国語音声

筷子 (kuài zi) 箸 ※「子」は軽声ですが、音源の都合上、四声を使っています。

一次性 (yī cì xìng) 使い捨て