中国には日本のカラオケの「暗黙のルール」が無いのを知っていましたか?
前回二種類ある中国のカラオケをご紹介しましたが、日本でよくある暗黙ルールなんて関係なし。中国での選曲の仕方、頻繁に使われる割り込み機能など日本と違う中国のカラオケ事情についてご紹介。
日本語が歌える中国のカラオケ事情
中国のカラオケボックスの選曲は液晶画面がタッチパネル式になっていて、選択する曲は大陸・香港・台湾・日本などの歌手別からの選曲、曲名をピンインで入力して選曲、流行曲別の選曲など、カテゴリ別に選曲することが可能です。この店舗では日本語の「ひらがな」でも選曲ができました。
中国人とのカラオケ店訪問で知る日本との違い
中国人とカラオケへ行った際に、日本と決定的に違う点があります。それは日本では複数人でカラオケに行くと一人目が選曲をすると、まず一曲だけ選曲して他の人に次の選曲を譲りますよね?
今回の一番バッターは私だったのですが、一曲しか入れずに歌い終わると「何で一曲なのー、遠慮しないでもっと入れてよ~」との声が。
日本には「譲り合う暗黙のルール」が存在しているように思っているのですが、中国では歌いたい人が選曲をドンドンしても問題がないのです。※もちろん友人同士の席というのもあるでしょうが。
中国では割り込み機能を使って先に先にと登録していく曲目
そして皆で歌い始めてそれぞれが選曲をしていくと、まだ歌われていない選曲リストの後方に追加をしていくと思いますが、中国だと割り込み機能で選曲を入れていく事が多いのです。
コレ、そもそも一人目が連続して選曲している訳ですから、次の人が同じく複数曲を選曲して割り込み、また次の人が割り込みで選曲。連続して割り込みが繰り返さえる事で、最終的には意外と皆の曲順がバランス良く配置されていくのです。
配置されない場合は連続して歌う事になるのですが、連続して歌い始めると、また中国らしい出来事が始まるのです。
今日の振り返り!中国語音声
歌曲 (gē qǔ) 歌曲
麦克风 (mài kè fēng) マイク