日本の場合、定年退職を迎えると同じ会社や別会社に再就職したり、
ボランティア活動を初めたり、海外に移住したり、趣味に没頭したりと、
自分の時間に向き合う場合が多いのかも知れませんが、
中国の場合、意外と家庭内の仕事が増えて大変そうです。
近所にある小学校の夕方の風景。16時頃になると校門には黒山の人だかり。
小学校くらいだと必ずと言っていいほど、家族のお迎えがあります。
家族は我が家の宝とも言える、子供たちが下校するのを今か今かと待っています。
もちろんお迎えだけではなく、通学も家族と一緒。
通学の場合は時間帯が比較的早いので、両親の何れかと通学をする場合もありますが、
下校の時間帯はまだ勤務時間と重なる場合も多いので、ココで登場、両親の親御さん。
子供たちの祖父祖母がお出迎えを代行しています。
中には仕事を終えて両親が迎えている場合もありますが、
下校は祖父祖母が自宅に連れて帰る事が多いようです。
孫を自宅に連れて帰ってからは、場合によっては夕食の準備と、
子供の親が戻ってくるまで、孫の世話。
祖父祖母がご近所や一緒に住んでいる事も多い中国。
近所ですとこんな家族の連携が出来ます。
共稼ぎが当たり前の中国だからとも言えますが、
女性が社会進出するには、このような仕組みは大切なのかも知れません。
中国の夫婦を見ていると、夫婦のみで旅行に行くことも意外と多く、
小さい子供などは両親に預けて自分たちは海外旅行なんてことも。
中学生や高校生くらいの子供なら分かりますが、
幼児や4歳5歳程度の子供を旅行に行く際に祖父母に預けるという話しを聞いて、
日本では余り考えられないな、と思った記憶があります。
退職後の中国人、孫の面倒が意外と大変なようです。
今日の振り返り!中国語発音
接孩子 (jiē hái zi) 子供の出迎え
※音源の都合上、軽声「zi」の部分は四声にて表現しています。
退休 (tuì xiū) 退職