ラグビーかと思いました。
友人からWechatで送られてきた動画。
初めは何となく見たのですが、自分の荷物がこんな状態に巻き込まれたと考えると、
保証してくれるのか心配になってしまいました。
動画を観ればお分かりだと思いますが、
配達物をラグビーボール形式でリレーして最後は中国郵政のトラックにトライ。
手から手に荷物が渡らず、地面にそのまま直撃しているので、
当たりどころが悪いと壊れている場合もあるでしょう。
※中国郵政へ荷物を取りに行く時はパスポート持参で。
中国の物流業界はここ数年で大きく成長し配達量は日本を大幅に越しています。
ただしこのように国営企業、または地方都市のサービスの概念がない所になると、
このような放り投げ運搬が増えだすのが事実なのです。
量も多い、単価も安い、競争も激しい。
そんな状況下では、力仕事をするスタッフ確保も難しくなる訳でして、
安い給料でも集まり、働くスタッフとなると、
教養がないとか、言うことを聞かず勝手に行動する、
スタッフが短期間のうちにスグに入れ替わってサービスが安定しないなど、
中国ビジネスあるある的な要因が大きく影響しているように思えます。
そのため民間企業の方が、まだサービスがマシなので、
送り先が遠くになればなるほど、民間企業を利用。
価格が高い物を発送する場合は、保険を掛けて、
箱のサイズも緩衝材を大量に入れ込むために、大きくしたり、
木箱を使って重量を増やして放り投げない状態を作ったりと、
中国ならではの問題に対処する方法を送り主も考えて配送準備をしているのです。
今日の振り返り!中国語音声
投 (tóu) 投げる
快递 (kuài dì) 宅配