こんなのを発見すると一人でニヤニヤ笑ってしまっています。
外出先で偶然に見かけた日本料理屋。
ここ数年日本食が中国でもブーム。特にお寿司の受けが良い。
その一つの理由としてお寿司はヘルシー。そして使えそうな冷凍食材が、
比較的カンタンに入手できるようになった点があるようです。
そのため赤ちょうちんを吊るした、なんちゃってお寿司屋を、
上海の街でチラホラ見かけるようになりました。
今回見つけた店は、寿司屋ではなく居酒屋っぽい店構え。
味に期待はできないのは分かっていたのですが、
何となく引き寄せられる雰囲気があり足を踏み入れました。
店内はそれっぽい居酒屋風の作りなのですが、
至る場所にアニメキャラが配置され、
プロジェクターではアニメ声の女性のコンサートが上映。
スタッフに聞いてみると、オーナーは日本人ではなく中国人との事。
味は大丈夫か?と思ったのですが、メニューを貰って注文することに。
メニューは中国語で「菜单(cài dān)」と呼ばれます。
「菜单(cài dān)」は「菜(料理)」の「单子(リスト)」と言う意味なのでしょうが、
中国では料理以外の場所でもこの「菜单」という言葉を使う事がシバシバ。
例えばカラオケやシステム、ゲームや携帯のトップ画面には、
この「菜单」という言葉が使われています。
日本語でも「メニュー」と書かれているので同じことですが、
中国語の場合は「料理」という意味が含まれているので、
見始めの頃はメニュー画面に「菜单」と書かれていると違和感があったのを覚えています。
この店舗のメニューをパラリ開くと。そこはパラダイス!
朝日は生ビール! 「は」は不要ですね。
竹の一夜干しの魚 本来はアジですが、竹は一夜干しでは食べません。
魚を塩焼きそば 蕎麦?そば?傍?頑張りすぎ、魚の塩焼きでいいじゃないか。
一応、パラダイス銘柄は頼まないで無難に焼きうどんを注文。
出てきた焼きうどん、なぜかスプーンがぶっ刺さっていました。
久しぶりに日本語訳のレベルの低い日本食屋でした。
メニューの日本語翻訳の精度が低い場合は、
店舗料理人が日本料理の名称のチェックを怠った、
または料理の理解度が低い可能性があり、
なるべくなら立ち寄らないようにした方がいいでしょうね。
今日の振り返り!中国語音声
菜单 (cài dān) メニュー
日本菜 (Rì běn cài) 日本料理