お国柄が出ている考えなのかも知れません。アナタはどちら派?でしょうか。
もうすぐ3月を迎える2017年。しかし我が社では先週新年会が開催。中国的に言うと春節を終えて直ぐのため、このタイミングでも新年会、OKなのだとか。
そんな新年会で恒例のプレゼント抽選会が行われ、基本的に抽選運がない私が今年の一等賞を獲得!獲得した商品がコチラ。
タバコケースくらいの大きさの赤い箱。中には999.9%の「黄金」が入っていました。中国人的には当たった私以上に大盛り上がり。
新年会が終わった翌週でも「金、すごいね。今年はいい年だねぇ」など、一言貰ったのですが、正直な話し個人的には金より現金が嬉しいですし、同じ価格帯の商品もあったのですが、それでも金が一等賞。
余りにも反応が大きいのでスタッフを捕まえてこんな質問をしてみました。「この黄金と同じ価値の人民元があったら、どっちが欲しいか?」
中国人の回答は「黄金」と即答でした。彼の答えは3つ。「人民元はまだ信用できない。」「人民元は国が潰れると紙切れだが、金は他国で両替ができる」「金と人民元は今、同じ価格でも将来的に金の価値が高くなるかも知れない」
私をお祝いしてくれた全ての中国人が同じ発想とは思えませんが、確かに中国人はネックレスや指輪で金の飾りを付けていたり、部屋に金を加工した飾りを置いていたりと金が大好き。
彼の答えと同じように「現金より金」の信仰が強い人も多く、友人の中国人は毎年奥様の誕生日プレゼントには金を購入して贈るそうで、理由は投資にもなるし、嫁も喜ぶし、毎年考えずに済むからだとか。日本ではあまり考えられないプレゼントの選択理由のように思えます。
国際通貨になりきれていない人民元、それをまだ信用していない中国市民。そんな環境下で生活をしていると「イザ」と言う事を考えて、金信仰が強いのかも知れません。
今日の振り返り!中国語発声
黄金 (huáng jīn) 黄金
金属 (jīn shǔ) 金属
白金 (bái jīn) プラチナ