私の中国での営業活動もそろそろ本格的に動き始めました。今週は武漢との打ち合わせや、北京の友人の動向など、ビジネス方面で動きがあったので、少しばかりご紹介。

また上海から武漢に高鉄へ移動できるの?訪問後の注意点など調べてみました。

稼働再開。三ヶ月ぶりの武漢との打ち合わせ

武漢の顧客と久しぶりの打ち合わせ。武漢にある取引先の企業は既に日本人が武漢入りして勤務を再開。

また直接お取引は無いのですが、その他の日系企業も武漢に日本人が戻って業務を開始したとの話や、3月からの日本からの入国禁止の影響で日本人が戻れていない企業もあると話を聞いています。

今回は春節明けに開始予定だった、延期中のプロジェクトについてWEB会議で状況共有と不明点の確認。

顧客の段取りの良さもあり、不明点も少なくプロジェクトの話を済ませることができました。直接顔を合わせて打ち合わせをすることは、もう少し先の事になりそうですが、ITツールのお陰で、余り違和感も少なくWEB会議が終了できました。

武漢側の顧客は職場でも未だにマスク着用しているものの、時折笑い声が漏れたりと終息して良かったなと思えた瞬間でした。

上海から武漢訪問は可能だが訪問後に残る隔離生活

武漢の顧客が業務開始をしているので、上海から武漢への高鉄の運行状況を調べてみると、通常運行に比べて本数は1/2か1/3程度の本数。※通常本数を抑えていなかったので、差に幅があります。すみません。
上海と武漢の高鉄運行時間

もしかすると武漢入りもあるかと調べていたのですが、ボスに言われたのは武漢へ行った後、上海に戻ってからが多分大変との話でした。

一つは上海に戻ってきた後、2週間の隔離が必要。中国では経済活動が徐々に復帰して各省の行き来の制限も解除されていますが、湖北省武漢と黒龍江省などの一部地域については例外となっているようです。

黒龍江省はロシアの発症者の増加との関係。武漢については念の為自主隔離をしてね、という事のようです。

また「随申码(suí shēn mǎ)」が赤い表示または黄色い表示になるはずなので、上海の施設で「随申码」提示が必要な場合は、入場拒否を受けるだろうとの話でした。

自分の身元確認のために登場した「随申码(suí shēn mǎ)」GPSと連携していたり、感染が考えられる場所に訪問していた場合などに、緑色が黄色や赤色に変化するようです。

何にしても武漢入りした後、上海に戻ってきてから少々大変そうです。

北京の友人の全国行脚!出張計画

以前の記事でお伝えした通り、「全人代」が5月22日の開催となりました。

全人代の日程の話を聞いて動き出した北京の友人。5月から本格的に出張を開始するらしく、驚いたのはその日程と移動方法でした。

北京を出発して山東省大連、山西省運城、陝西省西安、四川省成都、重慶、海南島海口、上海、山東省済南を一ヶ月で巡り北京に戻るとの事。富山の薬売りかいな。

今まで出来なかった営業活動を一気に爆発させるような日程です。

全人代が始まると北京での移動制限が間違いなく更に多くなる。それなら移動制限が解除された中国を全部出張するぞ!ということのようです。

そして移動手段は自分の運転!全行程を車で移動するそうです。これも通常は飛行機と高鉄での移動しているのですが用心して避けるという事なのでしょう。

このサイトでもたまに登場する友人の社長。営業活動が会社の命綱。スタッフを養う必要があります。ハングリーだし、たくましいなぁ。

上海で会えると思うので、お互いの引きこもりの話、全国出張の話を聞いてみたいと思います。そんな私も少しばかり仕事が忙しくなりそうなので、その他出張が増えたら、各地方の情報をお伝えできると思います。

日本では引きこもって変化の乏しい毎日かも知れませんが、少しでもこんな記事が気分転換になればと思っています。