音源比較。日本人が苦手な「ri」を間違えやすい「li」と聴き比べ。

日本人が中国語を習得すると必ず使うことになる発音「ri」。何故使うかというと「日本」の「日」の中国語の発音は「rì」だから。

それなのに「rì」は日本語には無い発音。これを習得するのは非常に大変です。また発音「li」との差が解りづらく、聞き取り間違い易いのも事実。「li」は日本語の「リ」と近い発音と思っていいです。

ここでは「ri」と「li」の違いについて音源で比較をして、「ri」と「li」の発音を使う中国語単語をご紹介します。

日本人には難しい「ri」の発音の練習方法

「ri」は「そり舌音」と言われ、舌の先端が口の中で上に上がります。上がった舌は上の歯の裏側に付ける。もしくは限り無く付けた状態に近くする。

その状態で「リ」の発音をしてみると音が濁って口の中から出てきます。言葉で表現すると「リ”」のような音。

濁る音という表現は「リ」が濁ってない音とすると、「ri」の音は少しかすれた「ザラツイた感じ」音がこもった感じの音となります。

日本　(Rì běn)　日本
日元　(Rì yuán)　日本円
日历　(rì lì)　日めくり
二月一日　(èr yuè yí rì)　二月一日※日付用語
※日付でも利用するが、一般的には「二月一号(hào)」と言う機会多い。

美丽　(měi lì)　美しい
心里　(xīn lǐ)　心の中
立刻　(lì kè)　即刻、すぐに
力气　(lì qi)　力
离开　(lí kāi)　離れる
李　(lǐ)　李※苗字

※参考
少し難易度が高い「ri」と「li」が組み合わさる単語。
日立　(Rì lì)　日立製作所