無事に出張も終わり上海の戻りは、
中国版新幹線、高速鉄道「高铁(gāo tiě)」にて戻る事に。
飛行機ですと上海まで二時間。
飛行機を予約していなった理由は、
仕事の良し悪しで延長する可能性があったのと、
本数が高速鉄道が多かったから。
天津と上海、高速鉄道では6時間程度の移動の旅。
天津朝のラッシュ時間にホテルから移動開始。
タクシーでの市内横断は時間が読みにくいと判断。
土地勘もない上海から来た日本人と中国人が、
白タクシーの運転手に判断を任せるのはリスクが高いということで、
市内に入る手前の地下鉄に乗り換えることに。
(運賃収入が欲しいので、構わず間に合う!と言いかねないから。)
地下鉄移動の判断が功を奏して高速鉄道には十分に間に合ったのですが、
初めて乗った天津地下鉄。ここでも上海との大きな違いを見つけました。
それは購入した片道チケット。
手渡しされたのはこんな緑のコイン。
台湾の地下鉄もこんなコイン状のチケット、
上海は長方形のカードタイプ。
日本では更に小さい磁気タイプのチケット。
国や土地柄で地下鉄チケットが異なるのも、
公共機関を使う楽しみの一つ。
乗車の改札ではコインをカザスと改札を通り抜けられ、
降りる際は改札に自動販売機のようなコイン投下口があるので、
そこにポンッと入れると出られます。
上海は使いきりチケットもチャージチケットも同じカード式なので、
初めて地下鉄に乗った地方出身者が改札を出る時に、
チャージタイプと同じようにかざして改札を出られない風景をよく見かけます。
このコインタイプならそんな間違いもなく便利そうです。
天津の地下鉄コインに書かれた中国語は「单程票(dān chéng piào)」
これで「片道チケット」の意味になります。
往復チケットの中国語は、
「全程票(quán chéng piào)」、「往返票(wǎng fǎn piào)」、
「来回票(lái huí piào)」などの呼び名が存在しています。
列車、高速鉄道、飛行機のチケットなど、
片道でチケットを購入したいか、往復かを尋ねられる場合もあるので、
この両方の単語を覚えておくと移動に便利です。
今日の振り返り!中国語発声
单程票 (dān chéng piào) 片道切符