中国の移動手段といえば、
一昔前は自転車というのが当たり前でしたが、
現在は電動機アシスト付き自転車がポピュラー。
ただし日本と違って時速が40キロ程度出ている、
事故ると大破間違いなしのアシストモデルの自転車。
あとはオートバイなどが庶民の足として活躍しています。
冬にこのような車両に乗ると向かい風が非常に冷たい。
刺すような風が体にあたり、冷えてしまいます。
そこで編み出された中国らしい防衛策の製品。
向かい風を撃退するために布製の生地を、
前輪部分にジョイント!横を走り去る電動機付き自転車の女性。
マスクも付けて完全防備で移動をしていました。
この製品、挡风被(dǎng fēng bèi)と呼ばれるようで、
「挡风」は風よけ。「被」は掛け布団の意味。
バイク用掛け布団という感じになるようです。
掛け布団を利用しているバイクが、
運良く止まっていた二両があったのですが、
ハンドル部分からすっぽり囲ったタイプと、
ハンドル部分と前輪部分が離れたタイプが。
ハンドルジョイント製品は裏地は完全に、
子供用毛布を再利用しているようで、
子グマらしき画がありました。
中国では冬になるとこんな掛け布団を搭載したバイクが、
前方方向から突進してきます。まるで壁が迫ってくるかのよう。
街で見かけたらご注意を。
今日の振り返り!中国語発声
摩托车 (mó tuō chē) オートバイ
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