私の食生活。料理は食べるのも、自炊するのも好き。出来合いの惣菜を買わずに、手作りの料理を作ってくれた、母親に感謝。
私の住まいの近くは日本人が多く住んでいるエリアではないため、一般的な中国人が買い物をしている、ローカル市場頼りになっています。
近所には菜市场と呼ばれる、総合市場があり、野菜、乾物、豆腐、海鮮、肉類と基本的には、何でも揃う市場があります。
これとは別に日本でもお馴染みのスーパーも。スーパーには日用品以外にも野菜、肉類も取り扱っていますが、野菜のフニャフニャ具合と、肉類の鮮度不明は明らか。
移住当初はスーパー>菜市场が新鮮だろう、という意識と言葉が話せないので、パック詰めされた肉は気軽に買えるので、スーパーを利用していました。
スーパーのパック詰めした肉は、バーコードを張り替えて日付を変えているだの、ひき肉はどんな部位を使っているか分からないだの、まことしやかな都市伝説を耳にすることが。
事実ひき肉をスーパーで買うと、たまに肉ではなく、骨らしい硬い物体が混ざっている事が。それ以降、ひき肉という言葉を覚えて、市場へ出向き実践購入。ひき肉の中国語は肉馅(ròu xiàn)、肉末(ròu mò)。
最初はビクビクでしたが、意外と簡単。その上目の前で調理してくれるので安心・安全です。
行きつけの豚肉店。以前は別の店舗を使っていたのですが、この店舗は黒豚専門店。豚肉の味が良いので乗り換えました。
笑顔がいつも気持ちが良い、女将さん。ただし忘れっぽい性格の持ち主で、「ひき肉ね」とお願いしても、肉をぶつ切りにしたまま、袋詰する事が。
まず肉の塊を指さして、「多少钱一斤?(duō shǎo qián yī jīn)500グラム幾らですか?」と質問。
「十五块钱一斤。(shí wǔ kuài qián yī jīn)500グラム15元ね」などと、返事が返ってきます。
「那么,两斤。(nà me,liǎng jīn)それじゃ、1キロね」や「那么,二十块钱。(nà me,èr shí kuài qián)それじゃ、20元分」などと、伝えると。
「好的(hǎo de)あいよ!」と、女将が了解して、肉の塊を切り始めます。
切り終わった肉の塊を指差しながら、「做肉末(zuò ròu mò)ひき肉にして下さい」、「要肉末(yào ròu mò)ひき肉が必要です。」など伝えれば、ひき肉機を使ってその場でひき肉を作ってくれます。
中国の市場では豚肉屋、牛肉屋、羊肉屋、鶏肉屋は、それぞれ別々に運営。
宗教上豚肉を食べれないイスラム教などは、販売の時点、切ったりして売り買いするので、その時点で豚肉が触れるとヨロシクない関係上、精肉店は日本と違ってそれぞれ別の運営です。
安心は自分の目でしか信じれない。安い品にはキッと安全ではない裏がある。中国人は常にそんな思いを持っています。
自己防衛と食の管理が中国では人一倍重要。安全第一 (ān quán dì yī) 安全第一なのです。
今日の振り返り!中国語発声
安全 (ān quán) 安全