中国上海でもサントリーの烏龍茶は、中国人にも受け入れられているドリンクなのですがラベルをよーく見ると二種類のラベルがあるのに気が付きます。

一つのラベルは青。もう一つは赤。青ラベルには无糖の文字。「无糖(wú táng)」とは「無糖」のこと。赤ラベルの「低糖(dī táng)」とは「低糖」の意味。

日本では絶対に見かけないこの赤ラベルですが、中国ではカナリ、中国人に受け入れられています。その証拠に、こんなに赤ラベルが並んでいます。

最初知らずに間違えて買った時の、口の中のセンセーショナルな味わいは忘れられません。

甘いはずの無い飲み物と思っていて口に入れた時に、実際は甘いお茶というギャップ。必要以上に甘く感じたのでした。

そもそも何で甘いのがあるの?という事ですが、中国人いわく、同じ値段だったら味が付いた方を買うでしょ?お得な感じが・・・・と、言われた事があります。

もし、赤と青で値段が違えば手に取る割合に差が生まれる可能性も。

中国内陸部に行くとお茶関連の製品で無糖を探す方が難しくなってしまい基本的には微糖のみ。無糖の飲み物は水のみになってしまいます。

台湾や中国はミルクティーなど甘くしたお茶を、夏に飲む習慣もあります。そこでペットボトルも甘いお茶が占拠しているのも一つの理由。

実際に灼熱の上海の夏で、ひんやり冷えた赤ラベルの低糖烏龍茶を飲むと、意外とマッチ。日本では味わえない発見です。

日本から出張している日本人で、この甘いお茶の事を知らない人は、ラベルに大きく「お茶」と書かれた1.5リットル入り、ローカル系お茶を購入。

事務所で持参して飲む方もいるのですが、日本人の頭の中には、これっぽっちも”お茶=甘い”という認識がないので、コップにナミナミ注いで美味しそうに、ゴックリ飲んで、その後に出てくる言葉は「うぇっ、あめぇ・・・」という一言が。

日本の常識は中国の常識ではないんですね。。。。

上海や中国を訪れて、お茶を買う場合は必ずラベルをチェック。無糖か低糖かをチェックしましょう。書いているか分からない場合は、裏面の成分表を見ると白砂糖と書かれていれば、低糖です。

お茶選びも注意が必要です。

今日の振り返り!中国語発声

低糖/无糖 (dī táng/wú táng) 微糖/無糖
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