朝のラッシュ。
日本ではあり得ない行動を起こす人を観察するチャンスでもあります。

横に居た一人の男性。
結構な大きさの木箱を抱えて乗車。

数駅は微動だにしなかったのですが、
急に箱を動かし始め、縦置き箱を横置きに。

ピンクの桶を持参しているのも、
また奇妙ではあるのですが、
最終的には木箱の上のドカッと座り、
路線図をジーーっと見始めたのでした。

この行動は結構多くの人民の方に見られる行動で、
特に荷物を多く抱えた、そして地方出身者らしい、
風貌の方たちに多い行動です。

席がない、荷物は多い、立つのは疲れた、
よしこの荷物へ座ってしまえ。

基本他人の目を気にしないから出来るんだと思います。
初めは驚いていましたが、10年も経つと驚かずになっている、
自分が居てしまいますね。

”待つ”の中国語”等等”

本来は儿化(ér huà)と呼ばれる、巻き舌音を付けて、
”等等儿”(děng děngr)と使うのが正しいのですが、
それは北京など東北地方のみ。

上海や南の地方では殆ど巻舌は使いません。
普通語としては正しいのでしょうが、
南で使うと耳慣れしていないので、
「気持ち悪い」と言う中国人も。

また等一下(děng yí xià)、
等一等(děng yí děng)の表現も、
「しばらく待つ」、「少し待つ」という意味になります。

満員電車でドカッと座るのは、
マナー違反で覚える必要はないですが、
等等(děng děng)、等一下(děng yí xià)は、
覚えておきましょう。

今日の振り返り!中国語発声

等等 (děng děng) しばらく待つ
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2014/03/01-dengdeng.mp3

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