中国に来たてのころ、何度か偽札を掴まされた事があります。
悔しかった初心を忘れない為にも、手元に置いて偽札防止に役に立てています。
お釣りで貰った50元札や二十元札、10元札。誰が最後に当てて引き抜くか。13億人ババ抜きゲーム状態。
中国人は相手が外国人と分かると、平気で偽札をお釣りにプレゼントしてくれる場合も。
西安のATMでおろした100元札の中に偽札が。相手が機械なのでどうしようも無かったのですが、中国では何処にリスクが待ち構えているか、予測ができません。
※現在はATMで偽札が出てきた場合、直ぐに銀行に知らせると交換できるようです。
慣れると受け取っても直ぐに偽札だ!と分かるようになるのですが、最初は何処を調べればいいのか、コツが分からないもの。簡単に出来る偽札判断をご紹介します。
偽札チェックその1(難易度★)
手のひらを太陽に透かしてみればー♪のように、お札を透かしてみる。
もっともポピュラーですが、効果が高いです。
偽札の透かしは出来が甘いと、透かしが甘く光を通し難い状態になっています。また10の数字が透けてない場合もあります。
偽札チェックその2(難易度★★)
ヒタスラもんでみる。モミモミ。
赤丸で囲った部分は凹凸があり、本物は触ってみると凹凸があります。偽物にもあるにはあるのですが、凹凸が少し弱いです。
また普通の紙に印刷だけをしている、子供でもできる偽札も。これは、全体的に平面的なので直ぐにオカシイと分かります。
偽札チェックその3(難易度★★★)
厚みが違う!何千回もお釣りのやり取りをすると、人民元の厚みが体に染みこんでいき、持った瞬間で「おやっ?」と違和感を覚えることがあります。両手でお札を持ってみると、やっぱり違う。
偽札の方が基本的に厚いです。手で分かる、職人の域に入ってきました。
偽札チェックその4(難易度★★★★)
お札を振ってみる。お札に使われる紙質が悪いと音が違います。本物は甲高い音でパラパラとなりますが、偽札はポラポラと低い音がなります。
偽札チェックその5(番外編)
道具を使ったチェックになりますが、ブラックライトを当てると紙幣の数字が浮かび上がります。
タクシーの運転手が下車の際に、車に設置されているブラックライトで確認をしているのは、偽札チェックの一つです。
運転手は手袋をつけている場合や、暗闇で確認がしにくい為、ブラックライトを使って確認をする事がよく有ります。
ちなみに写真の偽札は、本物に比べて幅が短いという、そもそもサイズ位合わせろよ!と突っ込みたくなる出来です。
皆さんも偽札にはご注意を。
今日の振り返り!中国語発声
假币 (jiǎ bì) 偽札