木村多江が主演するドラマ「上海タイフーン」のワンシーンで、元々デザインとして決めていた下着の淡い色を、濃い赤い色に取り替えられ「なんでこんな色にするの!」と激怒するシーンがありました。
実際に中国では、こんな純粋な真っ赤な下着が売られています。男性用だけではなく、女性用も真っ赤な下着があるのです。
ドギツイ色だけではなく、デザイン性にも引いてしまいそう、、、、日本人だと思うかも知れません。
ボクサータイプの男性パンツ。金色のワンポイントのプリントがアクセント。
女性用も店先の一番のポジションで、オシャレに展示しています。
この赤を身に付けるという風習は、「本命年(běn mìng nián)」と言われる、自分が迎える干支の年に必ず赤い物を身につけるという風習から来ています。風水にも関係しているそうです。
何故、身につけるのかというと、「赤い色は邪気を払う、跳ね返す力がある」と信じられている為。自分の身を守るんですね。
特に身につけていいものは、直接肌に触れる下着。一番肌に近いものが守ってくれる、ということのようです。
赤い下着を身につけて、邪気を払って自分の運気を高める。縁起担ぎの中国人らしい発想です。
中国人にプレゼントしてはイケない、赤い品って?
ただし赤い色を身に付ければ何でもいい、という訳ではありません。
例えば赤い財布を持つのはNG。跳ね返す力がある赤の色。「跳ね返す力がある=お金を散財させる」と連想させてしまうから。
もし縁起がいいからといって、赤い財布を贈ろうと思ったアナタ、ちょっと考え直した方がいいかも知れません。
ちなみに街で見かけた寝具店。下着も赤ならベッドも真っ赤。落ち着いて寝られそうにないですが・・・
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内衣 (nèi yī) 下着
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