ご近所のいつもの足按摩店。春節後、初めて行ったのですが、いまだ一部のスタッフ戻っておらず。
普段は忙しい時しか按摩をしてくれない、オーナー自らが按摩をしてくれました。ちょっとラッキー。
按摩を始めると横の客が妙な動き。ノートを広げて、電話をかけ始めました。
見るからに按摩は終わった様子。按摩の後に少し休憩しながらの電話か、と思ったのですが立て続けに電話をして、ノートに番号を書き足したり、消したりしています。
電話の内容は、「☓☓会社の社長です、御社の社長の番号を忘れたんで、連絡先を・・・」と、どうも名刺の情報や会社の連絡先から、お金になりそうな連絡先を集めている様子。
按摩屋で目撃できるとは思っても見ませんでした。。。
携帯の電源が切れかけたようで、「充電していいか?」と店主に質問。店主も嫌とはいえず、了承していました。
ワタシの按摩が終わる一時間後には、彼は席を立って按摩屋を後にしました。
立ち去ると同時に店主が「よーやく帰ってくれた!」と一言。聞くと三時間も居座って、電話を掛けたり、ブツブツ独り言を言ったりと、困った客だったようです。
スタッフがまだ帰省先から帰ってきていないばかりに、店も混んでいないので、帰ってくれとも言えずに、ずっと帰るのを待っていたようでした。
「骚扰电话(sāo rǎo diàn huà)」骚扰(sāo rǎo)とは、元々「騒がす」「騒然」「騒ぎ乱れる」などの意味があります。
ここ最近こんな、いたずら電話や迷惑電話が横行しています。
「☓☓会社の者です。今回保険の・・」
「王さんの携帯ですか?」
「こんにちは、弊社商品紹介を・・・」
「不動産興味ありませんか?もしくは金融投資に・・・」
こんな電話ばかりです。
中国のいたずら電話を聞いていると、2パターンがあるようです。
日本と同じように相手の出方を伺うパターン。姓名が日本に比べて格段に少ないので、「王さんですか?」などで相手の姓名がヒットしないか質問してきます。
あとひとつは、こっちは無視。一方的に自分が話したい事を連呼・マシンガントークをしてくるパターン。何れにしても「外国人です興味なし!」なのです。
携帯番号を登録後、すぐにいたずら電話が開始されるので、登録した会社から、だだ漏れている事が分かります。
理由は他人名義で番号登録した場合、登録した他人の名前をピンポイントでいたずら電話がかかります。
昔、日本でも情報が売買されていたように、今の中国でも登録された情報が直ぐに名前と共に、売買されているようです。
今日の振り返り!中国語発声
骚扰电话 (sāo rǎo diàn huà) いたずら電話