パッケージを見たところ、ロブスター味のクラッカーと思い、手に取るとロブスターではなく、ザリガニ。
”オニオン&ザリガニ”のクラッカーでした。英語はLobsterとなっていますが、ザリガニ味です。
日本では理科の実験やら、小学校で飼育。池にスルメをちょいと垂らし釣り上げる程度のイメージかも知れませんが、ザリガニは上海、夏の食の風物詩。
夏になると専門店がオープンし、高級食料として調理されています。○○産のザリガニは脂がノッて美味いだの、身が大きいだのと夏になると上海人は楽しんでいます。
ザリガニはスパイシーに味付された、寸胴鍋に入った調合調味料のタレの中に、ヒタヒタに漬けられます。
この調合調味料の味付けと、ザリガニの鮮度がこの料理の命。人気店はいつも行列。予約もできない程。
両手にビニールの手袋を付けて、硬い甲羅をむいてモクモクと食べる様子は、カニ料理を食べているかのよう。
味付けも甲殻類の仲間である、カニやエビのような味で、身は少し柔らかめ。”カニやエビのような味”だったら、初めからカニかエビを食べろよ!と思うと身も蓋もありません。
上海では人民広場南側にある、黄浦区寿宁路(柳林路寿宁路)のザリガニロードが有名。明け方までザリガニを茹でて販売しています。
旬は初夏から秋口までですので、一度訪れてみては如何でしょうか?ザリガニを食べて、中国人との付き合いに役に立てましょう。
今日の振り返り!中国語発声
饼干 (bǐng gān) ビスケット/クラッカー
スポンサーリンク