春節休みが終わりを告げる中国では「元宵節(yuán xiāo jié)」という節句があります。元宵節を迎えて初めて中国の正月は終わりを迎えます。そして元宵に無くてはならない食べ物が「汤圆(tāng yuán)」

ウサギ提灯」も飾って元宵節を盛り上げます。今回は元宵節を盛り上げる食べ物「汤圆」がどんな食べ物なのかご紹介します。

汤圆とはどんな食べ物でナゼ元宵節に食べるのか

「汤圆」は、米粉の中に黒ゴマ餡や豚ひき肉、野菜、紫芋餡など色々な餡を入れてお湯で沸騰させて食べるお団子。

この湯円を食す意味は、夜に輝く満月に見たている「汤圆(tāng yuán)」の発音が、一家団らんを意味する「团圆(tuán yuán)」と似ているから、と言われています。

縁起担ぎが大好きな中国人♪無くてはならない食べ物なのです。

「小汤圆(xiǎo tāng yuán)」と言う、具が無い小さいお団子の物もあります。

汤圆専門店で汤圆を食べてみた

ご近所にこんなバラックで出来た汤圆専門店があり、元宵節以外でも食すことができます。


ひき肉、黒ごまあんの二種類を注文。一つ1.2元(約20円)でした。

同じ釜で茹でていますが、先がスライムっぽく尖っているのがひき肉。まんまるが黒ゴマ餡でした。

団子はモッチモチ。黒ゴマは程よい甘さに、黒ゴマの風味が鼻を抜けてセサミンパワーを直に感じられます。

ひき肉は醤油味に仕上がっておて、甘くなった口の中をバシュっとリセットしてくれます。


お母さんが一つ一つ手作りの汤圆。

中国に来た際は、餃子や小籠包もいいですが、こんな珍しい食べ物も探してみてはどうでしょうか?

今日の振り返り!中国語発声

汤圆 (tāng yuán) もち粉で出来たお団子
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