不好意思(bù hǎo yì si)面目がない、きまりが悪い、申し訳ない。日頃中国人が多様する単語はコレ。聞いていると「うふふっ、ごめんね」、「あーごめん、ごめん!」、「アラ嫌だ、恥ずかし。。」の感触がします。
明らかに相手側のミスで、こちらが指摘しても、返ってくる言葉は「不好意思!」だったりします。「こんな事で謝るべきことなのか?」という考えを持つ中国人の場合、「不好意思!」を使う一つの理由になるでしょう。これは価値観の差なので何とも埋められません。
また間違えたオーダーをウェイターに取り替えを依頼すると、「不好意思」と言われます。取り替えを依頼されたウェイターと注文を取ったウェイターが違う場合、取り替えを依頼されたウェイターからすれば、「不好意思」以外、言う必要はないんですね。注文を取ったウェイターのミスなのですから。私は関係ありません、なのです。
それでは、取り替え依頼と注文を取ったウェイターが同じ場合は、これも「不好意思」以外、言う必要はないんですね。料理を作って出した厨房側が間違えたんだから、私は関係ありません、なのです。ホテルで予約が取り消されていた場合も同じ。フロント係から「不好意思」と言われます。理由はこのフロント係が直接予約を取った訳ではないから。謝る意味がないんですね。難しいもんです。
メールの添付を忘れた。住所を書き間違えた。間違えて電話を掛けてしまった。約束の時間を間違えて伝えた。そんな日頃に起こる、チョットした事柄に多様しています。本筋とは違いますが、たまにこんな中国人も。普通の会話は中国語なのに、謝る時に何故か「SORRY」と英語。母国語で謝りたくないからなのか、意味が分からないです。そこまで謝罪を口にしたくないのかなーと不思議に思う事があります。
ただしここ最近は「抱歉」、「对不起」を聞く機会も増えています。フッとした時に「抱歉」、「对不起」を耳にすると、中国も徐々にですがソフト面も伸びてきているな、と思う瞬間があります。
言葉の重さで言うと「对不起」>「抱歉」>「不好意思」となります。日頃のちょっとした事には「不好意思」で事足りるようです。
今日の振り返り!中国語発声
不好意思 (bù hǎo yì si) 面目がない