語学学習で便利を受け入れる事は、
場合によってチャンスを失うことです。
私の留学時代の携帯はスマホでなくガラゲー。
日本語入力機能など無かったので、
留学生同士でショートメッセージを送る場合は、
アルファベットを入力する。
もしくは必死でピンインを覚えて漢字が入力する。
この選択肢しかありませんでした。
入力しようと頑張りますよね。
今だとスマホで日本語入力できるので、
中国語を入力する必要が無いです。
これ中国語を勉強するチャンスが減っている訳です。
逃げ道があると向き合わず、
逃げてしまえばいいのでしょうが、
そうすると覚えるキッカケを無くしてしまいます。
楽ですからね。
毎日腹は減る訳です。
今とは違い以前の上海コンビニはローカル系のみ。
しかし、まずそうな弁当しかありませんでした。
ローカル中華レストラン。
高菜ラーメンの店舗と同じようにメニューはなく、
レジのおばさんの後ろにしか掲示されないメニュー、
メニューがあっても写真なしのメニューなど。
留学当時は「メニューあります?」「コレ!」の中国語も分からないので、
ホトホト困りましたが、脳みそに汗をかくことで、
どうやって伝えればいいのか?どんなフレーズが必要なのか?を、
必死に考えて覚えて、次に活かそうと考えます。
2005年当時からファストフード店はあり、
指をかざせば注文できるのも分かっていましたが、
意地でも通いませんでした。
言葉を使わず意図が通じる。
言葉が使えない側から言えば、ある意味これ快楽です。
一度言葉を使わず通じる環境に慣れてしまうと癖になる。
楽になる。あぁ快楽。語学学習する上で負け、アウトです。
中国語を殆ど使わず行きつけで美味しい店をご紹介したいのですが、
基本的にはメニューはレジの後ろ表示か、
メニューを貰って自分で伝える必要がある店舗ばかり。
頼まなくともメニューをスタッフが持ってくる、
スタッフ教育が行き届いた店もありますが、
注文後に「今日は売り切れ」と言われる事もあります。
どんな味付け、何個欲しいか等は自分の意思を伝える必要があります。
意思が伝わらず怖いのも分かります。
ただし伝えるチャンスがあるから、
自分の意図を伝えようと工夫して、
中国語を学習するチャンスになると思います。
しかし便利になって勉強がやりやすくなる事も。
それはテーブからCD、デジタル音源への進化。
繰り返し音を聞くことが重要な語学レッスン。
日本の生活ではCDが当たり前でしたが05年の中国では、
まだまだ中国語の音源がテープ主流で、繰り返し聞くのが大変でした。
戻す聞く、戻す聞く。そしてテープが伸びる。。。。
今の教材音源はCDやダウンロード。
このサイトでもmp3音源を編集して提供していますが、
デジタル機器を上手く活用して、
音源を多く聞いて中国語学習に利用して貰いたいです。