上海もこんな時代がありました。今では考えられない出来事です。
こうやって文化や習慣は無くなり、変わっていくんだと思います。

メルマガの「ここだけの話」でご紹介したのですが、
2005年の上海生活から今までの間撮りためた写真の中には、
今の上海ではもう見ることが出来ない写真もあります。

05年当時は上海でも犬鍋がレストランで堂々と売られ、
干された肉がまるごとの姿で店先に置かれていたりと、
今では貴州省や広西省などに行かないと見ることが出来ない、
衝撃のフォルムを上海で目撃することもありました。

東北男が食す、マル秘スタミナ料理。犬鍋【狗锅】

明日から春節に入るという事もあり、
過去の春節らしい画像を探してみた所、ありました!
上海市内での打ち上げ花火、爆竹動画。

ご存じない方からすれば想像を遥かに超え、
ご存知の方からすれば、懐かしさ満載の動画かと思います。

一本目の花火の動画

マンションの敷地内で火花が上がる花火を上げているのですが、
火花の高さが人の身長を遥かに超えています。
最後の方は軽く打ち上げ花火もあがっていました。
禁止になる前は上海の至る場所でこんな事が起きていました。

二本目の花火の動画

一瞬光が出たかと思うと続けざまに煙があがります。
これ打ち上げ花火。
一般道に打ち上げ花火をセットして花火をあげているのです。
この打ち上げ花火、形状は正方形の箱状になっていて、
箱の中にはリレーで使うバトン状況打ち上げ花火が16連発など配置。

一度火をつけると連続して打ち上がる仕組みです。
そのため打ち上がった後は、
箱自体に引火して燃え上がってしまいます。

最後の花火の動画

打ち上げ花火の動画ですが、
二本目の動画の正方形の箱から打ち上がる花火です。
街中でそしてマンション敷地内で普通に、
この手の打ち上げ花火をあげています。

そのためマンションの窓ガラスにバンバン火の粉が当たったり、
ベランダに打ち上げ花火の火の粉が移って火事になった、
そんな話は例年のようにニュースで報道されていました。

春節の時期は空気も乾燥していますし、
帰省や海外旅行をする人たちも多く、
留守にしている自宅マンションが燃え上がってしまったら一大事。

消防スタッフ、救急隊も世話しなく出動する時期でしたが、
市内一斉禁止になり、
この辺のトラブルは解消されたのでは無いでしょうか。

以前は軽く少し禁止ていどでしたが、軽い禁止は誰も耳を傾けないので、
強制的に禁止。罰則も設けた事で、今では深夜まで続く爆音は、
上海市内では聞くことが出来ない春節の風物詩なのでした。

今日の振り返り!中国語発声

花炮 (huā pào)  花火と爆竹
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2018/02/1167-01-hua1pao4.mp3

焰火 (yàn huǒ) 花火
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2018/02/1167-02-yan4huo3.mp3

鞭炮 (biān pào) 爆竹
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2018/02/1167-03-bian1pao4.mp3

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