写真は台湾シンボル的なタワー、台北101と台北市政府の建物。
そう私は今、台湾台北に!と言いたい所ですが、
2011年二週間で台湾一周旅行をした時の写真です。

2005年中国留学をするまで中華圏には足を踏み入れたことが無かったのですが、
留学を通じて中国語を学習し2008年の三ヶ月バックパック旅行と、
2011年の台湾に旅行して分かったのは、中華圏と華僑がいる地区では、
中国語がバツグンの威力を発揮すると言うこと。

台湾旅行をした際に街を見て分かったのは、親日家が多いと言われるだけあり、
日本語を話す台湾人が多いのですが、台湾の街には日本語と英語の学校が併設。

台湾のTV番組ではロンドンハーツや大食い選手権、こち亀等の日本のアニメが、
字幕付きで放送しているので、台湾人は日本語を耳にする機会も多く、
学校に通う学生さんは日本語の飲み込みも早いのかも知れません。

そんな台湾旅行で中国語を話しながら旅を続けていた訳ですが、
旅の始めに聞き覚えの無い単語が連発して「はてっ?」と思ったのを記憶しています。
その単語は「guo yu」と言う音でした。

話しの流れから最終的に分かったのですが、
簡体字で書くと「国语」つまり繁体字で「国語」
「国语」とは、授業で習う「国語」の意味以外に「国の言葉」と言う意味、
「昔の普通語の呼び方」だったりするのです。

つまり日本人の私が中国語を話して会話をしているので、
「貴方、中国語が話せるのね!やるぅー」という会話だった訳です。

私が知っている限り上海では「国语」ではなく「中文」
もしくは「普通话」と言うことが多いです。

台湾に近い広東省や海南島など南のエリアになれば、
同じように「国语」と使う率が上がるかも知れませんが、
聞き馴染みの無い単語だったので聞き取れなかった訳です。

台湾旅行をして思った事は、繁体字に慣れていなかった点もありますが、
「国语」と同じように「普段耳にする、目にする単語が違う事があった」点です。
事実、台湾でしか使わない単語もあるんですよね。

街に溢れる単語、レストラン等で使われる単語などを見て、
「あれは繁体字。簡体字に変化させると何だろう」等、
見慣れない単語を見かけては大陸と比較をしながら街歩きが楽しめたのでした。

台湾では「国语」、大陸では「普通话」「中文」と使い分けた方が良さそうです。

今日の振り返り!中国語発声

国语 (guó yǔ) 国の言葉
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2017/10/1089-01-guo2yu3.mp3

中文 (Zhōng wén) 中国語
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2017/10/1089-02-zhong1wen2.mp3

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