出会いがあれば別れがあるのが人生です(^^)中国語と日本語の意味を併せて「我走了(wǒ zǒu le)帰ります」「回去(huí qù)戻ります」などが別れに関する中国語。今回は帰る、帰らないで、帰るの?等の別れで使える中国語フレーズをご紹介です。

簡単な表現ですが、使い方や組合せ一つでバリエーションが増えるので、覚えて貰えればと思います。

我走了 (wǒ zǒu le) 行きますね。帰りますね。

「走(zǒu)」には「歩く」という意味以外に「行く」「離れる」や「去る」など、「その場から離れる」という意味があります。

中国人の話している姿を見ていると、「我」を付けずに「走了」だけでも使える事が分かります。

ただし気をつけたいのは「走了」だけで使うと、主語が無いため自分に対して「行くね」と言っているのか、相手に対して「行ってよ」と言っているのかが、分からなくなってしまう場合が起きてしまいます。

シチュエーションによって十分に考えられるので、使う場合は注意が必要です。

主語の部分を「我们」や「他/她」に置き換えれば、「他/她走了(tā zǒu le)彼/彼女は行った。」や、「我们走了(wǒ men zǒu le)私たちは行きますね。」など表現の幅が広がります。

我得走了 (wǒ děi zǒu le) 行かないといけない。帰らないといけない。

ここで使っている「得」は「dé」ではなく「děi」と言うピンインになります。

「děi」を使うと「行かなければならない」という表現になり、先ほどの「我走了」よりも、「強い意思」で行く表現。

我先走了 (wǒ xiān zǒu le) お先に行きますね。お先に帰りますね。

「先(xiān)」を付けることで「相手」よりも「先」に行く表現が成り立ちます。

また「我先走了」と先ほどの「我走了」は、退社する際にもよく聞かれるフレーズです。

别走了 (bié zǒu le) 行くなよ。帰るなよ。

「行きますね」と言った友人に対して、行ってほしくない場合に使える引き止めフレーズ。

食事会の席で先に帰ろうとした友人に対して「别走了!」
デートの後に帰宅しようとした相手に対して「别走了・・・」など使えます。

我回去 (wǒ huí qù) 帰りますね。戻ります。

「走了」とは別の表現になりますが「元の場所に戻る」表現に近い中国語。

「回」には「回家(huí jiā)帰宅する/帰郷する」「回国(huí guó)帰国する」「回老家(huí lǎo jiā)帰郷する」など戻る表現に使われます。

まだ行ってないの?を中国語で表現。

「还没(hái méi)」を使うとこんな表現が完成します。「你还没走了!(nǐ hái méi zǒu le)あなたはまだ行ってなかったの。まだ帰ってなかったの」

「帰る帰る」と言っていた友人がまだ帰らずに居た際に、「まだ帰ってないんだ。」と行動に移していない状態の表現に使えます。

またそもそも「帰る」と言っていない友人に対して使うと「早く帰れ」と言う裏返しになり、仲が良い友人同士の場合は冗談としても使えます。※仲が良くない状態で使うと失礼です。ご注意を。

帰るの?疑問を中国語で表現。

「吗」を使うとこんな表現が完成します。「你走了吗?(nǐ zǒu le ma)あなたは行っちゃうの?帰っちゃうの?」

帰ろうとした友人に対して確認として疑問の投げかけもできますし、「你走了吗?别走!」と先ほど紹介したフレーズを繋げて使えば、帰って欲しくない友人に対して「行くの?行くなよ!」という表現が成り立ちます。似たような表現ですが繋げて使うだけで、表現の幅が広がりますね。

帰り去っていく友人に一言。

再见 (zài jiàn) さよなら。またね
拜拜 (bài bai) バイバイ
慢走 (màn zǒu) 気をつけてね。

「再见」は言わずと知れた「さよなら」の挨拶フレーズ。「拜拜」は英語の「ByeBye」が中国語表記に置き換わったフレーズ。WeChatなどSNSで送信する場合は数字の「88」と送ったりします。

少し言葉を加えた去り際の表現フレーズ。

下次再见面吧 (xià cì zài jiàn miàn ba) 次回また会いましょうね!
有机会再见面吧 (yǒu jī huì zài jiàn miàn ba) チャンスがあったらまた会いましょうね!

「再见」は「再见面」の省略形なので「再び会いましょう」という意味となります。その表現に追加として「下次」や「有机会」等の時間要素のフレーズを追加すると、更に幅が広い中国語表現として相手に伝えることができます。

今回は別れ際に使えるフレーズを集めて紹介してみました。一つのフレーズでも単語を付け足すと、違うフレーズになりますし、シチュエーションが分かると同じフレーズでも冗談として使えたりします。

場面を考えて、使ってみて貰えればと思います。

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