やってしまいました。皆さんも健康には留意しましょう。
週末の金曜日「あれれっ、アキレス腱の付近が張ってるな」
これが悪夢の前兆でした。
土曜、日曜と日を増す毎にカカトの痛みが強くなり、
脳裏をよぎったのは「痛風では?」という結論。
実は学生時代に「若年痛風」になった事があり、「痛風」は経験済み。
結局日曜は眠れず、こんな時に限って運悪く月曜から「武漢」へ出張。
月曜の朝、歩けるものの走る激痛。カカトを触ると熱が、炎症です。
仕方なく新幹線に5時間揺られ武漢に到着後、
ホテル近所で見つけた薬局に駆け込んで薬を入手しました。
ちなみに中国語で「薬局」は「药房(yào fáng)」
ホテルのフロントで「薬局」を聞くには、こんなフレーズでOKです。
你好,我想问你一下,药房在哪里?
nǐ hǎo wǒ xiǎng wèn nǐ yī xià yào fáng zài nǎ li?
こんにちは。一つお尋ねしたいしたい事が。薬局は何処に有りますか?
入手した薬は二種類だったのですが、
上の段の薬の箱は、非ステロイド性抗炎症薬。
双氯芬酸纳缓释片
shuāng yǎng fēn suān nà huǎn shì piān
下の段の薬の箱は、痛風専用の薬。
熱を取り、痛みを抑える薬で「痛風を静めるカプセル」というネーミング。
痛风定胶囊
tòng fēng dìng jiāo náng
開封して薬のシートを見てみましょう。
薬の大きさはペットボトルのキャップを比べて貰えば分かりますが、
大きさは殆ど同じだと思います。
中国の薬と日本の薬の違うポイント。
日本って細かい仕様で利用者目線だなーと思った点ですが、
中国の錠剤は保護しているシートにはミシン目が入っていないのです。
日本の薬は飲み終わった後や一度の利用目的や携帯し易いように、
シートを切り分けることができると思いますが、
今まで購入した中国の錠剤で確認した分にはミシン目が付いては無いようです。
購入した「痛风定胶囊」中国らしいのですが、調べると実は漢方のお薬でした。
漢方の成分はこんな感じ。
秦艽(qín jiāo)じんぎょう:オオバリンドウの根。関節痛や利尿を促します。
黄柏(huáng bò)おうばく:ミカン科キハダの樹皮。解熱・解毒剤に利用します。
延胡索(yán hú suǒ)えんごさく:ケマンソウ科エンゴサクの塊茎の外皮を取り除いた品。鎮痛。
赤芍(chì sháo)せきしゃく:シャクヤクの根。鎮痛、抗炎。
川牛膝(chuān niú xī)せんごしつ:ヒユ科の根。利尿、鎮痛。
泽泻(zé xiè)たくしゃ:オモダカ科サジオモダカの根茎。利尿。
车前子(chē qián zǐ)しゃぜんし:オオバコの種子、利尿。
土茯苓(tǔ fú líng)サンキライ:サルトリイバラの根茎。排膿(はいのう)・ 利尿
漢方、奥が深いですね。
パッケージには服用時の注意点が。
一回の服用してよい錠剤数、一日に何回飲むかが書かれていました。
一次4粒 一日3次
yī cì sì lì yī rì sān cì
一回4粒 一日3回
薬を飲む錠剤の数、薬を服用する回数を聞く中国語フレーズ
这个药吃一次几(粒)片?
zhè ge yào chī yí cì jǐ (lì) piàn
この薬は一回に何粒服用しますか?
这个药吃一天几次?
zhè ge yào chī yī tiān jǐ cì
この薬は一日何回服用しますか?
皆さんも健康的な生活を!
今日の振り返り!中国語音源
痛风 (tòng fēng) 痛風
药房 (yào fáng) 薬局