FB経由でお便りが。
「記事の音源をBGM代わりに聞いていますが、二声の出し方って難しいですよね。」

メッセージを頂いたご本人にはお伝えしたのですが、
同じような事に悩まれている方もいるかと思います。

私も留学して中国語を勉強している時に、
今まで日本語で意識していなかった抑揚に頭を悩ませました。
二声をどうすればいいのかと。

うーんと唸って私が思いついたのが、
「日本語で普通に出している音の高さで中国語を話すのが良いことなのか」という点。
以前「簡単!一発でお悩み解決、日本人をいつも悩ます四声の発音方法。四声【四声】」という記事でも紹介したのですが、もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

普段から話し慣れている日本語の音の高さを使い中国語を話しても、
抑揚の部分に対応できないのではないかと思ったのです。

つまり普段から出している日本語の音の高さを、
中国語の時は注意して少し下げて話した方が、
中国語の声調を考えると話しやすいんじゃないのかな、と思ったのです。

日本人は中国語を話すと「声調が四声ばかり」と中国人から聞いた事があります。
これは元々の日本語の音から下に下げるのは比較的簡単なんだと。

と言うことは、日本語で出している普段の音から更に上に上げるのは、少々大変。
それならば、意識して中国語の時は少し低めに音を出すようにしてみると、
一声の音自体が普段の日本語の音よりも下に下る訳ですから、
二声の音を出そうとした際に、楽に音が出せるようになったのです。

この時の注意点は余り音を下げすぎると、三声や四声に影響がでるので、
普段の日本語の音よりも、ちょっとだけ低めに。程度を意識して中国語を話してみると、
意外と二声が出しやすくなると思います。

悩むだけでは先に進みません。
まずは自分に合うか合わないか実践してもらえればと思います。

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