朝食を大切にする中国らしい営業方法です。
平日早朝の上海虹橋駅。
上海から出張や旅行で足早に移動する中国人が、
駅ゲートに入る前に立ち寄るエリアがありました。
ゲートの入り口に設置された銀色のブース。
「华铁旅服餐饮服务车」と書かれていますが、
日本語に表現すると「中国鉄道飲食サービスカー」
「アナタのために栄養がありスピーディな食品を提供」とも書かれています。
中国人は必ずと言って良いほど朝食を摂ります。
この飲食サービスカーで提供されている朝食はどんな物でしょうか?
扱っていた品は肉まん、野菜まん等を中心とした饅頭類。
麺が無いのに「面食(miàn shí)」となっていますが、
コレは小麦粉を練って作った食品群の総称になります。
あとはお粥、豆乳と中国の朝らしい定番メニューが販売されていました。
それ以外の中国らしい朝食は以下から紹介。
朝から麺食、ガッツリご飯。パワフル中国人の元気の源。中国人の朝食【早饭】
私も待ち合わせの時間まで、このサービスカーの近くで待機をしていましたが、
ゲート前の好立地ということもあって、続々と旅行客が立ち寄っていました。
日本の朝食と比べて中国の朝食は販売されている品のようにお手軽感のある物が多く、
歩きながら食べられる軽食的な朝食が多くの人達に支持されていているようです。
そのためビニールの袋に入った肉まんや揚げパンなどを頬張りながら、
出勤する多くの中国人を街中で見かけます。
基本的に朝食も外食が多い中国。
このような場所に立ち寄りエネルギーチャージをしてから、
出張へ旅へと向かうのでした。
今日の振り返り!中国語発声
餐饮服务车 (cān yǐn fú wù chē) 飲食サービスカー
面食 (miàn shí) 小麦粉を練って作った食品群の総称