中華料理の奥は深いですね。いつまで食べても飽きません。
このサイトをご覧の方は、中国語を勉強されている、
または中国に興味がある方が大半かと思うのですが、
今回は中華料理の話をご紹介。
東北料理という北の地方の料理を食べに行くと、前菜を頼むことがあります。
写真は白菜の細切りにお酢、醤油、ニンニクのみじん切り、唐辛子で和えた料理。
赤々とした唐辛子がポツポツと入っています。
中華料理にはこんな感じで前菜に関わらず、炒め料理にも唐辛子を投入。
唐辛子=辛いという印象をどうしても持ってしまうのですが、
こんな利用の場合は、実は辛くはないのです。
唐辛子には湖南料理や四川料理など辛さを武器にした料理もあります。
こんな料理は当然、激辛だったり痺れと辛さの料理なのですが、
それ以外でも唐辛子を使っています。
今回写真の唐辛子の利用方法は正にそれ以外の使い方。
この唐辛子の使い方は、料理の風味の深みを出すために使われています。
入れる量にも影響しますが、多少の唐辛子の投入は辛さよりも、
香りづけや味の複雑さを生む結果となり、味つけの幅を生むんですね。
日本でも白菜の浅漬やキュウリの浅漬に少し唐辛子を使っている事ってありませんか?
母親曰く防腐作用のためのようですが、同じく味に深みを与えてるのかも知れませんね。
今日の振り返り!中国語音声
辣椒 (là jiāo) 唐辛子
花椒 (huā jiāo) 花山椒
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