白酒イッキで終わった北京ダックの夜は、東北人の友人宅に宿泊しました。
5年位前からの知り合いなのですが、現在は独立して総経理(社長)をされています。忙しい中、時間を割いてくれました。
翌日の朝、「事務所見ない?」とのお誘い。新オープン予定の事務所へ案内を受けました。
聞くと新築ビルのフロアの一角を買い取ったそうでして、フロア面積、250平米。お値段800万元1.3億円!!同じ会社で働いてたよね?どうやったの??と内心思いましたが、ここは日本人、聞けませんでした。
独立して2年。こんな物件を入手するとは、中国ドリームの始まりと言っていいでしょうね。※見た目の服装は、いたって普通の人です。新しい事務所の紹介の最後に、こんな質問を受けました。
「天井の報知器、スプリンクラー、非常出口のランプ、併せていくら位の費用と思う?」
えーっと、と考えていると、「10万元するのよ。」と教えてもらいました。
その時、ついつい「太贵了」と声がポロリとでたのですが、本人も「そうだよ。ほんとう、高い。」とポロリ返し。
開設にあたり消防局の確認が入ります。確認前にこの設置をしておく必要があるのですが、設置には消防局の”指定の業者”を使う必要があります。
指定の業者を使わないと”安全の承認をしない”など、変なクレームがあったりするので、仕方がなく指定業者を使ったとか。
それでも予定の開所式より、2週間遅れてしまうと嘆いていました。
「太贵了」は値段が高い時に使うセリフです。反対に安い時は「太便宜」と使いましょう。買い物の時によく使うフレーズの一つです。
今日の振り返り!中国語発声
太贵了 (tài guì le) とても高い。
※「le」は本来は軽声ですが、音源の関係上、四声の音源を使っています。