梅雨入りした上海、梅雨を過ぎると灼熱の季節が到来なのですが、
そんな季節の変わり目に販売していたこんな山の幸。
「杨梅(yáng méi)ヤマモモ」
余り日本では馴染みが薄い果物ですが、中国では非常にポピュラーな果物。
牛乳屋の一角を借りて販売していたのは浙江省余姚で生産しているヤマモモで
「自产自销(zì chǎn zì xiāo)メーカー直売」。
ヤマモモが入った竹カゴ、味わいがあって中国のこんな品って素敵。
ちなみにカゴに書かれた「胡」はこの持ち主の方の名前。
ヤマモモは食用でもあり薬用としても重宝される果物。
湖南、広東、広西、貴州などでも栽培されているようですが、
ヤマモモの原産地は写真にある浙江省余姚なのだとか。
大きさによって価格も異なり500g で15元と18元で販売中でした。
ヤマモモは生でそのまま食べる事もできますが、
干したり、ジャムにしたり、砂糖漬けにしたり、お酒につけたりと、
加工して食すことも可能な意外と用途の広い果実。
ヤマモモの効能としては喉の渇きを癒やし、唾液の分泌促進、
消化の手助けを行います。
余り日本では目にする機会が少ないヤマモモ。
中国で見かけたら試して見てはどうでしょうか。
今日の振り返り!中国語音声
杨梅 (yáng méi) ヤマモモ
杨梅酒 (yáng méi jiǔ) ヤマモモ酒
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