上海は一攫千金の街でもあります。
春節を終えた今の季節は一山当てるぞ!と
地方から多くの中国人が集まる季節でもあるのですが、
人だけでなく各省や市、鎮などの地方都市も一山当てるぞ!と、
町や村の名産品を自分たちで販売ルート開拓しようと、
店舗を上海で展開、日本的にいうアンテナショップを運営することもあります。

近所にオープンしていた黒竜江省のアンテナショップで見つけたのが、
ちょっと珍しい食品でした。それがコレ、「黑花生(hēi huā shēng)」


パッケージのフォルムで分かると思いますが、
このピーナッツの皮がどうやら黒い品種の様子。
黒竜江省の龍江県産の品のようでお値段は一袋で10元。

普通のピーナッツの中国語は「花生米(huā shēng mǐ)」といいますが、
皮が黒いので「黑花生」というネーミング。

早速自宅でパッカーンと割った殻から出てきたのは、
黒いフォルムの粒。渋川を剥くと普通のピーナッツと同じ色。

パッケージの裏に紹介されていましたが、この黒い皮のピーナッツには、
「花青素(huā qīng sù)アントシアニジン」と「氨基酸(ān jī suān)アミノ酸」が
豊富に含まれているとの事。


中国人の友人曰く、ピーナッツは中国の医食同源の観点からいうと、
「皮は剥かずにそのまま食べろ」とのこと。
少し皮に苦味がありますが、調べるとこの渋皮には抗酸化力があり、
悪玉コレステロールが動脈の壁にへばりつくのを防ぐそうです。

中国のレストランではおつまみや付け出しとして、
提供される事が多いピーナッツ。
極端な食べ過ぎは良くないでしょうが、
健康を考えると適度に食した方が良さそうです。

今日の無料!振り返り中国語音源

花生米 (huā shēng mǐ)  ピーナッツ
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2016/03/657-01-huashengmi.mp3

黑 (hēi) 黒い
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2016/03/657-02-hei.mp3

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