もしかすると日本より中国の方が先に市場へ広がりを見せるかも知れません。
友人宅を訪れた際にマンションの一角に停車していたこんなクルマ。
見た目は何の変哲も無い普通のクルマなのですが、
一歩うしろに回ると何やら機械とクルマがドッキング中。
ドッキングされている機械を見ると「北汽新能源」の文字が。
正式名称は「北京新能源汽车股份有限公司」という自動車メーカーなのですが、
この企業は電池充電タイプの自動車を専門に扱うメーカー。
ドッキング部分は充電チャージャー。偶然にも自動車へ充電中だったようです。
前回訪問時は見覚えがなかったので、充電スタンドは新規設置されたのかも知れません。
中国でも電池式の自動車は生産し販売を開始。
日本と同じく一般的なガソリン車に比べると価格は高めのようですが、
政府または省や市からの補助で安価に購入できる仕組みづくりをしているようです。
またこのようにスタンドも政府主導でガンガン作れるのも中国の強み。
なんせ土地は全て政府の物。政府が一声かければ強制的に行動を起こす事ができるのです。
強引ではあるものの、新しい技術を広く浸透させる事を考えると、
日本より中国の方が先行して電気自動車の普及が進むのかも知れません。
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