何でもあり、それが中国なのです。
仕事で付き合いがある中国人の社長と、
打ち合わせを終えて雑談をしていた時の事。

「そうそう、このパソコンどう思います?」と質問。
見せてもらったのは何の変哲もない普通のDELLのウルトラブック。

見せてもらったパソコン。
つい前まではLENOVOのノートブックを使っていたのですが、
電源の調子が悪いとか言っていたので、どうやら新機種を買った様子。

「薄型だし軽そうだし、いいんじゃないんですか?」と答えたのですが、
「いやいや、これ偽物だったのよ」の想定外の答えが返ってきました。

いやいや、サスガにパソコンそれもノートブックの偽物なんて。
と思ったのですが、話を聞くとあながちウソじゃなさそう。

購入したサイトはDELLの通販サイトではなく、
中国のECサイト淘宝網での購入。
購入先の評価も他のサイトと比較しても評価も高かく、
好評価のコメントも普通に書いてあったようです。

どうしてこの社長が偽物だと分かったかというと、
購入後に以前使っていたLENOVOパソコンのハードディスクを移植しようと、
行きつけのパソコン修理店に持ち込んだ時に判明。

パソコンを分解してハードディスクを付け替えようとした時に、
さすが修理のプロ。配線やらマザーボードを見るなり、
社長あんた何処でこのパソコン買ったの?と質問され、
偽物が判明したそうです。

その後、購入したパソコンをよーく見ると、
確かにアレレっ?な点があったらしく、一つ一つ紹介してくれました。

液晶を閉じて角をみると、、、、キーボード部分と画面部分の閉じた部分にズレが。
ズレの影響で同じく液晶とキーボードの接続部分も同様のズレが。

それにウルトラブックはネジ式が少ないはずなのに、このパソコン側面にネジ式。
液晶部分の横に何やら接続しているような粘着部分も見て取れます。

外見の出来はほぼ完璧ですが、こうやってよく見ると首を傾げたくなる点が。
社長も何事もなく使っていましたが、笑いネタになるんで、元が取れた気もしますが。。。。

ウルトラブックの中国語は「超极本(chāo jí běn)」
ノートブックの中国語は「笔记本电脑(bǐ jì běn diàn nǎo)」
デスクトップパソコンは「台式电脑(tái shì diàn nǎo)」
この社長のパソコンは「假货电脑(jiǎ huò diàn nǎo)偽物パソコン」
となります。

ネットでの購入も注意した方が良さそうです。

今日の無料!振り返り中国語音源

超极本 (chāo jí běn) ウルトラブック
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/10/564-01-chaojiben.mp3

假货 (jiǎ huò) 偽物
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/10/564-02-jiahuo.mp3

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