秋が近づいてきたからか気持ち空気が澄み切ってきた上海。澄み切ったと言っても、日本に比べると淀んではいるのですが。。。
空気が淀んでいる一つの原因はクルマの多さ。日本に比べてまだまだ黒煙を撒き散らすトラックなどを目にします。
朝のラッシュになると自動車の渋滞が多く見られるのですが、自宅近所の道路も毎朝、芋洗い状態で自動車が走ります。
そんな道路事情なのに、首都高の高架の登り口はガラガラ。高架を登って走ればいいのに、と思いたくもなるのですが、入り口にかかるアナウンスを目を凝らして見てみると、こんな表示がされています。
匝道关闭(zā dào guān bì)インターチェンジ閉鎖
7:00-19:00
この登り口については、平日日中の7時から19時まで閉鎖。この入口は内環状線の登り口なのですが、時間帯によっては乗り入れできないのです。
閉鎖を知っていても意図的に登る運転手もたまに見受けられますが、登り口の上には警察官が待機している場合も。この辺のやり方は日本の警察にも通じる部分がありますが。。。。
乗り入れ制限を行う理由の一つは首都高も非常に込み合うため。このように時間帯での制限が一般的ですが、上海や北京などはナンバープレートが他の省だったりすると、乗り入れできない場合や、省内ナンバーでも奇数と偶数の番号で、乗り入れが可能な曜日を振り分けしている処置もあります。
上海には写真のように「中环(zhōng huán)」と呼ばれる中環状線の他に、「南北高架(nán běi gāo jià)」「内环(nèi huán)」「外环(wài huán)」などの首都高や環状線があり、市内の移動もラクラク。
タクシーなどに乗車して環状線を利用するに当たって、こんなフレーズを使うことがあります。
上高架 (shàng gāo jià) 高架を登って下さい。
武宁路下去 (wǔ nìng lù xià qù) 武寧路で降りて下さい。
環状線の降り口は、道路の名前で表記されています。目的地に近い降り口の名前を知っていれば、指定の降り口を指定することができます。登るは上。降りるは下。分かりやすい表現方法です。
生活や旅で中国や上海などで環状線や首都高を使う場合、使えるフレーズなので試してみましょう!
今日の振り返り中国語無料音源
高架 (gāo jià) 高架
内环 (nèi huán) 内環状
中环 (zhōng huán) 中環状
外环 (wài huán) 外環状
南北高架 (nán běi gāo jià) 南北高架