アナタはドライ派?ウマミ派ですか?
前回大連を訪問した際にも気になっていた品があったのですが、
ここ瀋陽でも見かけたのでご紹介を。

夕ごはんで入った東北料理店でまず注文したビール。
冷たいの、常温?と聞かれたにも関わらず、
出てきたのは全く冷たくない「雪花啤酒」

聞くとコレでも冷たい部類だとか。
東北地方この季節になるとサスガにギンギンに冷えた物はないようです。

日本的な先出しとしてゆでピーナッツとセロリのみじん切りの和物。
ラベルに書かれた「干啤(gān pí)」の文字。
「干」の意味は日本語の「干す、乾く、乾燥」
「乾燥、乾く」の英語は「ドライ」

もう勘の良いアナタならお分かりと思いますが、
このビール日本でいう「ドライビール」なのです。

正直何がドライなの?と他のビールとの違いが分かり難いのですが、
大連でも見かけたドライビール。
大連人に聞いた時は、一般的な中国のビールよりも、
アルコール度数が高いということでした。

中国で親しまれるビールのアルコール度数は、2.5度から3.5度程度。
今回飲んだ雪花ドライは4度。確かに少し高めな設定。
一般的なビールよりもアルコール度数が少し高めのビールを楽しみつつ、
ロバ肉の前菜、もやし炒め、中国独自食の凉皮、
溜肉段と呼ばれる豚肉を揚げてトロミをつけた東北料理をオーダー。

この店舗だけではなく瀋陽の一部の店舗で、
採用されているオーダー方法で嬉しかったことが一つありました。

それはお一人様用に「半份(bàn fèn)」という通常の料理の量が半分、
お値段半分の注文が可能な事。一人前ではなく半人前の量ですね。

東北料理はどうしても量が多くなり、数が頼めないのが玉に瑕。
上海の東北料理店ではこの「半人前」があると色々頼めて楽しめるのに、
と思いながらドライビールを片手に本場の東北料理を楽しみました。

新千禧饺子
住所:北四马路37号(八一剧场真向かい)
地図:新千禧饺子の地図はココから

今日の振り返り中国語音源

干啤 (gān pí) ドライビール
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/09/544-01-ganpi.mp3

半份 (bàn fèn) 半人前
https://www.imasugu-chinese.net/wp-content/uploads/2015/09/544-02-banfen.mp3

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