地下鉄の駅の広告で頑張る日系企業の広告を発見しました。
女性の肩で一生懸命、動いている小さい女性。
女性の手には黒い物を持っているんですが、どうやら毛根。
詳しく見てみると、
专业挑战「毛发」的日本沙龙
zhuān yè tiǎo zhàn 「máo fà」de Rì běn shā lóng
専業挑戦「毛髪」の日本サロン
銀座カラーという名前と日本という名前が謳っているように日系企業。
調べると日本でも有数の脱毛専門サロンのようです。
企業イメージカラーも赤、赤が好きな中国にも縁起が良いですね。
上海では5箇所で脱毛サロンを展開しているようですが、
ついに上海でも脱毛ビジネスが活発化してきたのかも知れません。
正直な話ですが、05年上海に来た当初、
地下鉄やバスで驚く事がよくありました。それは女性のムダ毛処理。
初めての上海での夏。
つり革を持っている腕の付け根にワキ毛があって驚いたのを覚えています。
それもおばさんではなく若い女性です。多くの中国人がそんな状態でした。
あるアパレル系で働く友人から聞いた話なのですが、
経済が発展して余裕が出来ると服を買うようになる。
そうなるとモデルやファッションショーなどを目にする機会が増える。
モデルはムダ毛の処理をしているので、そこで初めて自分との違いを知り、
美容の観点からもムダ毛処理などビジネスが始まり、
過去の日本、韓国も同じような道を辿ったそうなんです。
そんな話を聞いていたので、この広告を見た瞬間。
やはり中国は経済が発展して裕福になっている、
サービスや形がない物へのお金をかける時代になっている、
というのを感じられる広告でした。
日系企業でもありノウハウが蓄積されているでしょうから、
上海で成功を収めて欲しいですね。
今日の振り返り中国語音源
沙龙 (shā lóng) サロン
脱毛 (tuō máo) 脱毛