ちょっとの油断が命取り。6月梅雨の季節に入った上海。
大雨をキッカケに湿度が上昇、ムシムシべとべとな季節の到来です。
雨音激しいこんな季節でも、チリンチリンと自転車を走らせる人達が多いこと。
着替えて雨カッパでの移動ならまだしも、
傘を片手にフラフラーな移動はこんな結果を招きます。
後方から衝突したらしいマダム。
腕をしきりに振りかざし、相手に向かって指差し、
上海語でまくしたてるように批判中。
道路の真ん中だろうがお構いなし。
運良くけが人はでていないようですが、
持論を上海語で話しているようです。
一般的に外国人が習う中国語は普通語と呼ばれ、
上海語は上海特有の言葉、つまり方言に当たります。
正直私は上海語については勉強していないので単語程度しか分からないので、
マダムの批判内容がさっぱり不明。
分からなくとも、動きと声の大きさ等で怒っているのは十分伝わります。
感情的になると普段普通語を話している上海人は、
上海語で更に地元の色をだして口論が始まります。
これは上海人に限った事ではなく、地方地方で同じように、
気持ちを深く伝えたいとなると、この傾向が高いです。
感情的になるのはいいのですが、道のど真ん中。
通行止めもいいところで、車もいそいそと隙間を見つけて素通り中。
こっちが油断していなくとも、前方を傘で覆い隠して、
晴れた日と同じスピードで自転車を突進してくる人が非常に多い。
また夕刻もライトを点灯せずに時速20キロ以上で突進する、
電気自動車や電気バイクが多い。
そうなると事故の確率も当然多くなり、
街の何処かで小競り合いは日常的に起きています。
マダムが振り上げた行動。
相手に対して批判的な態度でしたが、中国語では「批评(pī píng)」と呼ばれます。
漢字から分かるように、「批判」だけではなく「批評」という意味としても使われます。
「接受(jiē shòu)」を付け足すと、「接受批评(jiē shòu pī píng)」
「批判を受け入れる」となります。
今日の振り返り中国語音源
批评 (pī píng) 批判、批評
接受批评 (jiē shòu pī píng) 批判を受け入れる